あらすじ
田舎の村から町へと単身で稼ぎに出てきた、9歳の少年キリ。
知り合いの商人に働き口を紹介してもらうはずが、奴隷商に売られそうになってしまう。
どうにか逃げ延びたキリがたどり着いたのは港町にある冒険者の店「暴れケルピーの尾びれ亭」。
純粋で素直なキリは荒くれ者たちが集うこの店で、一癖も二癖もある冒険者たちに見守られながら少しずつ成長していく。
――これは一人の子供が、冒険者になる物語。
感情タグBEST3
うぅ…
電子版は、裏表紙の絵が読後に出て来て…
泣いてしまった…爺さん…(T_T)
ちゃんと認められていた爺さん。
安らかに。
匿名
良かった
処女作とは思えない
凄い
引っかかるところ無く読めました
人間のクズのようで居ながらとても愛されていて、普段なら当然逃げるところをうっかり郷心を出して死んでしまって…ムジナの死に様が凄く好きです
ごく普通の少年の成長譚
久しぶりに"チート"でも"俺TUEEE"でもない、何でもないごく普通の少年の成長譚を読みました。
当たり前のことを丁寧にこなし、地味なことを積み上げていく。
けれども、前を向かなければならない時には痛みにも、恐怖にも怯みながらも強い意志を持って前を向く。
そんな話です。
まだ序盤も序盤なので主人公は活躍というほどのこともしていませんが、これからに期待させてくれる感じですね。
ですから、まだ展開に華はありません。そのため星3評価。
作品的にもこれからに期待です。