あらすじ
小学生の頃、余辻歩は姉の家庭教師の朝永洋一朗に懐いていた。数年後、家庭内不和のため歩は洋一朗と3カ月同居、やがて『バー海猫亭』で働き始める。それから4年、22歳になった歩は洋一朗への感情が恋だということを自覚している。そしてある日、思わず告白した歩を洋一朗は抱きしめる。想いが通じたと思ったのに二人の仲は進展せず……!?
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
私はこのお話は好きですが、うーん、好みが分かれる本かもしれません。というのも主人公の歩が過去のトラウマにより内向的な考えを持つ子だからです。保護者であり、めでたく恋人となった洋一朗も煮え切らないというか、小さい頃から歩を見ているので手を出したら罪悪感があるようでなかなか進展しないとこに焦れたりします。まあ、そこが私は好きなのですが(笑)。本を購入した時におまけの小冊子を貰ったのですが、もうすっかり甘えたモードになった歩が可愛くって、洋一朗が甘やかすのもわかるような気がしました。それにしても美味しい料理がたくさん出てきて、お店が実在したらぜひ行きたい気持ちでいっぱりになりました。