【感想・ネタバレ】上海のレビュー

あらすじ

幼い頃、天涯孤独の身を拾われたエドワードは、英国貴族の子息・レイモンドへの秘めた想いを胸に、主人に忠実な執事、そして兄弟のような幼なじみとして彼に仕えていた。しかし、歴史の歯車が二人を激動の渦に否応なく巻き込んでゆく――。東洋の魔都と呼ばれた大戦前夜の上海を舞台に描かれる珠玉の恋、書き下ろし短篇を加えて待望の文庫化!!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 戦前の上海を舞台にした物語。身分の差や人種の差、同性愛に対する忌避が社会にも当人たちの中にも根強くあって、最初は恋愛に発展しそうな気配が全くない。戦争により攻めは婚約者と引き裂かれ、攻めと受けも引き裂かれる。生まれた場所によって命が選別されてしまうことは現代にも通じることで、他人事とは思えませんでした。
 戦火を生き延び、エドワードが会いに行くところは涙、涙。
 重すぎるので読み返すには気合が要りますが。でも、本当名作です。

0
2026年04月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

英国貴族御曹司×拾い子執事というだけで、もう垂涎もの設定なんですが、30年くらい作中で時間が流れるのがたまらない。
気持ちが通じ合っても、受けのエドワードが控えめで慎ましやかで、
執事の分を超えないというのが萌えを最高に刺激してくれます。
おまけに舞台は第二次世界大戦直前…激動の時代を生き抜く
ふたりの行く先が気になって、ページをめくる手が止まりません。

あのタイミングで『ここで、お別れです』って。エド!!!

描写が美しく、上海独特の湿度すら感じます。
英国、パブリックスクール、シノワズリ、執事、主従、オリエンタル…
そんな単語に反応する方はぜひ!

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2012年05月01日

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