あらすじ
「ルシアン、レイナよ……」「レイナ? 名字はなんていうのかな?」この電話のやりとりを思い出すたび、レイナは屈辱感に苦しんだ。親友の結婚式で出会った、ハンサムなルシアン・シンクレア。どんな女性でも惹きつける魅力の持ち主で、レイナの人生をたった一夜で変えてしまった男。あの夜のルシアンの力強い手、優しい愛撫、歓喜のため息を彼女は忘れることができなかった。たとえ翌朝彼が姿を消し、二度と戻ってくることはなかったとしても。それなのに、思い切って電話をした彼女に対する仕打ちがこれだった。彼はレイナの名前すら覚えていなかったのだ。そして、今、約一年ぶりにふたたび顔を合わせた彼は、レイナを思い出した様子も、悪びれた様子もまったくなく……。
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Posted by ブクログ
兄ゲイブの結婚式でレイナに出会い、お互い興味のないふりをしていた2人だったが、レイナを送っていったメラニーの家で激しい一夜を過ごす。翌朝花を贈ろうと思ったルシアンは車で出かけた先で事故にあう。1年以上経ち、メラニーの出産祝いに駆けつけたレイナ(28歳)を迎えに来たのはルシアン(33歳)彼は事故の前48時間の記憶を失くしていて、それを知らないレイナは青ざめるが、やがて事実を知りルシアンに子供の存在を打ち明ける。それを聞きすぐに結婚を申し込むが・・。 ルシアンはシンクレア兄弟の三男、レイナは「闇にさすらう淑女」のヒロインメラニーの親友。 ヒーローがヒロインを一度ならず行かせてしまうのがちょっとマイナス。
記憶喪失ものですね
不幸な事故ですが、再会でまた恋をすると思えば安心して読めます。
まわりが大家族すぎて騒がしい感じもしますが、それぞれのドラマも垣間見え興味がわきますね。