【感想・ネタバレ】新興国は世界を変えるか 29ヵ国の経済・民主化・軍事行動のレビュー

あらすじ

21世紀以降、ますます存在感を強めている「新興国」。特にブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカ共和国は「BRICS」と呼ばれ、リーマンショック後の世界不況を立て直す牽引役として期待された。一方、中国は海洋進出を進め、ロシアはウクライナに軍事侵攻を行う。力をつけた新興国は世界にどのような影響を与え、どこへ向かうのか? 本書は29ヵ国を新興国と特定し、経済成長、政治体制、軍事行動を分析する。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

新興国を定義し経済面、軍事面から詳しく解説している。
民主主義と権威主義の説明で需要と供給の観点から説明しているのが分かりやすい。インドや南アフリカが軍事力を持ちながら民主主義を維持するのはガンジー、ネルー、マンデラなどの指導者がいたことだというのには、1人の人間の偉大さを感じた。毛沢東がそれに近い人であったならどんなに良かっただろうとしみじみ思った。
上海協力機構が力を伸ばし、ウクライナにとどまらず世界中できな臭い状況になってきて、しかも日本は中露と隣り合わせという位置、この本によってかなり現状が整理され勉強になりました。

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2023年03月14日

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