あらすじ
著者自らの読書体験と恩師から受けた薫陶などを綴る青春の一書。正編・続編合わせ累計31万部のロングセラーである『若き日の読書』(1978年刊行)と『続 若き日の読書』(1993年刊行)を完全収録し、「完本」として復刊。『一握の砂』『氷川清話』『三国志』『レ・ミゼラブル』『神曲』『ソクラテスの弁明』ほか、36編にて38冊を取り上げる。また、著者が若き日に読んだ本から感銘を受けた文章を書き写した「読書ノート」も特別収録(1964年に月刊誌『第三文明』で掲載された内容に加え、未発表原稿も収録)。
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Posted by ブクログ
全部で36章。英語版にある17章を読む。それ以外は、新聞などで言及があった際に読んでいきたい。
著者の文章は分かりやすい。本書での本の紹介文で読んだ気になって原本を見ると、かなりの長編であったりする。
以下は、著者の師匠・戸田先生との研鑽の話が、興味深かった。
ホール・ケイン、永遠の都
吉川英治、三国志
デュマ、モンテ・クリスト伯
デフォー、ロビンソン・クルーソー
ユゴー、九十三年
良かったのは、ルソー、ユゴー、ホイットマン、ゲーテ、三国志。