【感想・ネタバレ】黒森物語のレビュー

あらすじ

森に消えた母の姿を求める“母なしむすこ”りゅうと、不思議な霊力をおびた“銅のくし”を懐にした“口なし娘”たみは、闇の一族、菜の花一族、夢の衆たちが住み、悪と死のつかい“放れ熊”の支配する黒森へ旅立っていく。闇の世界、山の住人、森の精霊たちが、その生滅をかけて戦い、語りかける壮大なファンタジー。

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Posted by ブクログ

少年は森に去った母を追い、少女は山うばの櫛を抱きしめ二人は森へと旅立ちます。放れ熊を鎮めるために。民話風のファンタジーの中には神々は存在せず、精霊たちが跋扈しているのです。少年りゅうと、少女たみは協力しながら困難に立ち向かい、乗り越えていきます。旅の終わりに、りゅうは失うことで成長し、たみは成長したことで失ったものを取り戻すのです。二人の成長を促したのは山うばと放れ熊の戦いですが、なかなかこの戦いも奥が深いなぁと思いました。

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2009年10月04日

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