あらすじ
「私は元、ヴァンパイアハンターだ」
「……マジ?」
どこにでもいるギャルの女子高生、琉花のクラスにヤベー奴が現れた。
銀髪銀眼、十字架のアクセサリーに黒の革手袋をした美少女・銀華。
その正体は、悪しき吸血鬼を追う狩人だった。
銀華の隠された秘密を琉花は偶然知ってしまうのだが――
「まさか、あんた……すっぴん!?」
「そうだが……?」
琉花の関心は銀華の美貌の方で!?
コスメにプリにカラオケに、時に眷属とバトったり。
最強JKには日常も非日常も関係ない。
だって――あたしらダチだから!
光のギャルと闇の狩人が織り成す、デコボコ学園(非)日常コメディ!
※電子版は紙書籍版と一部異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
倉田和算による「ヴァンパイアハンターに優しいギャル」の第1巻。第14回GA文庫大賞で銀賞を受賞。高校に復学した元ヴァンパイアハンターの銀華とコミュ力の高いギャルの琉花が出会う青春コメディです。作品は日常を描くJKサイドと非日常を描くヴァンパイアハンターサイドの物語に分けられますが、違和感なく融合しています。バトル自体は大きなウェイトを占めているわけではなく、どちらかというとJK達の日常や友情を描いています。こう作品が昔は結構あったなと少し懐かしさを感じるラノベです。
Posted by ブクログ
琉花はコスメやファッションに興味満載の普通のギャル。
ある日、琉花のクラスに復学した銀華は、能力が高いが人付き合いが不器用なヴァンパイアハンターだった。
人が良すぎる琉花が、銀華がクラスに溶け込むサポートをしながら、ついでに周りの数々の人々を浄化してしまう異能バトル付き日常系コメディ。
女の子同士の素晴らしき友情が満載で良き作品でした。
不器用であるが素直な、ヴァンパイアハンターである銀華と、これぞ陽キャ代表とでも言うべき琉花が仲良くなってゆくシーンはとても良かったです。
全体的に、コスメの話やオークションの話など、ギャルの日常シーンが解像度が高く描かれている印象で、そこも楽しめるポイントでした。