あらすじ
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アフリカかどこかの草原に、ぞうがいます。ぞうのうしろから、あやしげな車とトラックがやってきました。あ、なんだかいやな予感……。わるいやつらにさらわれて、四角いはこにつめられたぞう。船にのせられて、たどりついたのはどこでしょう……? ぞうさん、ぶじなんでしょうか?
ものの見方が根底からくつがえされるような、はじめての体験が得られる絵本です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
やっぱり五味さんのは面白い。ぞうの密輸の話し?ちょっとこわいな〜と、読んでたら象は楽しんでて・・・という内容。本当この結末は予想してなかった。
Posted by ブクログ
さらわれたはずのゾウが消えた。僕たちの想像を超えたやりかたで、ゾウは自分の国に帰っていった。
五味さんの絵も言葉も好き。全体的にポジティブな空気にあふれている。子どもたちも好きみたいで、何度か読んだ。
Posted by ブクログ
いかにもな外見の悪人からコンテナに入れさせられ、誘拐され船で運ばれるぞうさん。
ここまでくれば、お決まりのパターンともいえる暗い運命が間違いなくぞうさんに待ち受けているだろうと読者は予測してしまうが、そこをいい意味で裏切ってくれる五味先生の技が炸裂する。
自分の感覚だけで判断できないこと、想像力だけでは計り知れない何かがあるってことを思い出させてくれるこの爽快感がすばらしい。