【感想・ネタバレ】ショパン 愛と追憶のポーランドのレビュー

あらすじ

ショパンに関する書物は数多く出版されていますが、ショパンがポーランドで過ごした若き日々が正確に書かれた本は、あまり多くありません。本書の著者グルジンスキ兄弟は、ともにポーランド生まれの音楽学者。ショパンと親交の深かった家系であったこと、祖父がショパンの孫弟子と親交を持っていたことなどから、ショパンはつねに近い存在だったと言います。そのグルジンスキ兄弟が、ショパンの手紙や当時の音楽紙・誌を精査し、若きショパンを生き生きと描きました。ショパンの音楽の奥底に流れる想いが感じられる1冊です。

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Posted by ブクログ

ショパンの手紙や当時の音楽紙・誌の記事、さまざまな資料をもとに、ポーランド時代の知られざるショパンがよみがえる。故郷にいたころの幸せな時代と、音楽の完成のためにそれらを捨て去った後半生に想いを巡らせる一冊。

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2009年10月04日

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