あらすじ
大手製菓会社勤務のタへ、ウンサン、チソン。20代後半、独身、経済的余裕がなくワンルームで一人暮らし、と共通点が多い。ある時、ウンサンが仮想通貨投資を始め、面白いように儲かるという。当初懐疑的だったタへとチソンも投資を始め、3人は通貨価格のアップダウンに一喜一憂しながら、自らの人生を見つめていくことになるが――厳しい時代を生きる若者たちの、切実ながらも逞しい姿を描いた韓国の“ハイパーリアリズム”小説。
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Posted by ブクログ
仮想通貨を題材にしている本は初めて読んだ。仮想通貨を購入したことはなかったので、ハラハラしつつ楽しみながら読み進めることができた。仮想通貨の結果についてはプラスに書かれていて、でも登場人物3人ともその後の人生が異なる点が、それぞれの性格をうまく描写していて面白かった。
Posted by ブクログ
仲良しアラサー女子3人組が一攫千金を狙う、投資と友情の物語り。こういう仲間が居るのって良いなと思いつつ、主人公達の成功を願いながら(自分と重ねながら)読み進めていった。
会社のこと、お金こと、将来の生活など…国が違っても抱える悩みや不安は同じなのだなと。
「投資」「将来の不安」というワードを聞くと気持ちが沈みそうかと思ったが、明るくて勇気を貰える物語。
一気にスラスラと読み進めていった。
Posted by ブクログ
チャン・リュジンの初の長編小説。
1986年生まれの著者が書いたので、登場人物も20代後半~30代前半と若い。
韓国の製菓会社に勤める20代後半の女性が主人公で、彼女と同期の他の二人の女性との間の会話で、彼女たちの会社での立場や、会社、同僚、上司、仕事の進め方に対する不満などがたくさん語られる。
終始一貫した内容で、とても面白かった。
暗号資産に興味を持ってしまった。
Posted by ブクログ
会社の窮屈な感じとか、お金がなくてイライラする感じが分かるなーって思った。全財産を注ぎ込んだイーサリアムがいつか下がるのではないかとドキドキだった。みんなでお金持ちになれてよかったー。私も夢が見れました
Posted by ブクログ
職場の同僚3人と仮想通貨イーサリアムを取り巻く話。仮想通貨が絡む話は今までになかったので面白かった。
ちょうどビットコインが急騰している時に読んだので、もっとビットコイン買っておけばよかった!!!と主人公たちと同じような気持ちを少し味わいながら読んだのでより感情移入できた気がする。
やや、韓国の予備知識があったほうが楽しめるのではないか。
もしドラマ化するなら、シスターズで演じたキムゴウンに主役をやってほしい!
ウンサンオンニは、チュ・ジャヒョンのイメージ…♡