【感想・ネタバレ】ライオンズ、1958。のレビュー

あらすじ

一九五六年師走。博多の町は、西鉄ライオンズの大下弘や稲尾和久らの活躍で?んだ日本一の余韻にまだ酔っていた。そんなある日、地元紙の記者・木屋淳二の元に、田宮と名乗るヤクザがやって来た。西鉄をクビになったばかりの川内と中洲の娼妓・双葉が駆け落ちをしたという。木屋は弟分のような川内を心配するが……。「史上最強のスラッガー大下弘」と「伝説のやくざ」そして「普通の記者」の仁義と熱き人情を描き切り、各紙誌でも大絶賛された圧巻の長篇デビュー作。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

西鉄ライオンズ全盛期の1950年代後半の福岡を舞台にライオンズ番記者の木屋とヤクザの田宮の交流を描いた作品。
実在の野球選手の大下弘のエピソードを取り入れ当時の福岡の街の様子がいきいきと伝わってくるなか、本来では交わることのないだろう新聞記者とヤクザの男の友情が描かれていた。

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2017年09月03日

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