あらすじ
第26回手塚治虫文化賞・新生賞を受賞した『今夜すきやきだよ』シリーズ最新作! 広告代理店に勤める姉・たつきと、自分探し中の大学生の弟・とらお。片付けられないたつきの家にとらおが転がり込んだことから始まった血が繋がらない2人の同居生活は、毎日もやもやストレスばかり。頑張ってもなかなか上手くいかずに焦るたつきと、就活に疑問を持つとらおが自分の幸せを探していく……。片付け&ズボラ料理テクにも注目!
...続きを読む感情タグBEST3
すごく面白かった
前作とセットで買いました。何が書きたいのかよく分からなかった前作と打って変わり、テーマもはっきりとして非常に面白かったです。
話の続きが気になってどんどんページを捲っていく、久しぶりの感動を味わえました。
Posted by ブクログ
『今夜すきやきだよ』が読みたかったけど、『今夜すきやきじゃないけど』しか売ってなかった。
でもこれ、ワタシにはとてもとても良かったので買って正解でした!!
主人公が冷凍食品が好きなのがめっちゃ良い。
好きなキャラクターはホタルさん。
物が多くてもきちんと片付けているとか憧れ。
あと、セスキ買おうと思ったかな。
Posted by ブクログ
自分の幸せは、自分で探すしかない。そこに他人の価値観や基準が入り込むと、わけがわからなくなっていく。
前作『今夜すきやきだよ』に比べると、家事のなかでも掃除により重点が置かれているのだけど、掃除というのはまさに、いまの自分の状態をうつすものだと思う。肉体的にも精神的にも、ある程度余裕がないとできない。
丁寧な暮らし、というのを実践している人は、肉体的にも精神的にも健全で、満たされている人なんだろうなぁと思う。でも発想を逆転させて、万全じゃない自分でも、まずは掃除をするところから、良い状態の自分に近づけていくというのも大事かも。
部屋をキレイにできた! 凝った料理じゃなくても、キッチンでなにか料理した! とか、自分のための家事って、実はセルフケアにもつながっているのか。
Posted by ブクログ
できないなら人一倍頑張りなさい。甘えちゃだめ。努力して、1人でも生きていける人になりなさい。私もなりたい。自立しててカッコいいい。人に。
現実と向き合うためのインターバル。
その先に自分がまともに暮らしていける未来があるのかな。
私の生活に選択肢を増やしてくれた。
あーまだまだ考える時間が欲しい。
まず溜め込んでいる物を捨てる作業が居るね。
あなたは今を生きている。あなたは今を一番大事にして欲しいから、積み重なった過去は整理整頓してほしい。
苦しい時があってもそれも含めてこうやって生きるのが私の幸せなんだ。
漠然とした幸せ像を追いかけて必死になってきた。誰かが提示した幸せじゃなくて、私は私のちょうどいい生活を送りたい。
Posted by ブクログ
おもしろかった
若いひとに刺さるやつだわ、これ。生きかたに悩んでるひとは多いから。まあ家事代行に興味がある女たらしが実在するのかっていうのは疑問で、そこは通俗ではあるんだけど。