あらすじ
有名大学の教授(30代、年収1000万↑、フツメン)が、結婚しようと一念発起してマッチングアプリに参戦し、周囲にズタボロにされながらも「マッチングアプリ、ビジネスにおいての学びが深すぎる…!」と、その学びを面白おかしくまとめて、学べる本になります。
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Posted by ブクログ
高級レストラン専門高級女子の話は衝撃的だった
みんなちがってみんないいけど、個人的には関わりたくない!
I was shocked by that high-class girl who specializes in upscale restaurants.
Everyone’s different and that’s great, but I don’t want anything to do with her‼
Posted by ブクログ
小難しい内容もあり、ついていけなくもなったが、こういったことを真面目に学問からアプローチするのは、学問を学ぶ上で別の視点ができとても面白い本だった。結婚したければ交際人数を増やす必要がある
Posted by ブクログ
マッチングアプリでの婚活を題材として、ビジネスの基礎教養としての経営学等の知見をエンターテイメントとして学ぶことができる本として企画されたもの。著者は、自身の婚活経験を赤裸々に記述しつつ経営学の視点から切り込む『婚活戦略』の著者でもある経営学者の高橋勅徳氏。著者を投影したような30代研究者のYamaguchiさんが書き連ねたブログ(とそれに対するコメント)という形での読み物形式になっている。
紹介される理論の婚活への応用がややこじつけに思えるような部分もあり、婚活本としても、教養本としても、ちょっと虻蜂取らずな感もあったが、本書の企画意図は面白いと思ったし、マーケティング、行動経済学、経営戦略等の基礎知識も確認できて、楽しく読ませてもらった。
Posted by ブクログ
戦略というものが、目標を達することだけではなく、もっと広義(戦術のための戦略)の意味として捉えるのであれば、読みやすくで面白い。前巻よりも随分ブラッシュアップされていた。様々な経営理論を現実に当てはめるという点では分かりやすいし、大学の講義等でも利用できるのではないかと思う。
Posted by ブクログ
アイデアが面白い
多少日本語として怪しい箇所や事実誤認と思われる箇所はある(お見合い結婚関連)
しかし経営学・行動経済学への入口の入口にはなりうる本であり、役立ったと感じる
そして、自分はマッチングアプリには近付くべきでないと再認識した
Posted by ブクログ
婚活とは、異性にとって価値のある自らの情報を、創造・伝達・交換から勝ちを発生させ、異性に配偶者として選んでもらう活動。
→自分自身を製品化し、その価値を流通に乗せて女性に届け、認知度が上がるようにPRしていくプロセスが必要。(俗に言う4P分析をきちんとする。)
STP分析(セグメント、ターゲット、ポジショニング)
・セグメント→顧客のニーズを細分化する事
年収、年齢、趣味、学歴など、、、ここで重要なことは顧客のニーズを把握した上で、セグメントする事
・ターゲット→セグメントした中で、自分が得意とするセグメントを選択する事、この時重要なことが、自分が得意という自分軸と、セグメントの成長性や市場規模を考慮する軸で考える事が大切。
イノベーター理論
→イノベーター2.5%、アーリーアダプター17.5%、ここには大きなキャズム(溝)がある。アーリーマジョリティ34%、レイトマジョリティ34%、ラガード16%
ニッチなところを攻める理由
マッチングアプリで言うところの、人気のないセグメントといえば、バツ1とか大学院卒とかその辺の女性。
一方で男性が求める女性というのは、未婚、若いとかそれなりの女性を、求める。売り手と買い手のミスマッチが起こっている。では敢えてニッチなバツアリなどの女性をターゲットに自分をブランディングすると、競合が少ない=モテる可能性が高い。
行動経済学の前提は、限りなく低コストで高い利潤が得られるように行動するという前提を否定。
プロスペクト理論
→人々が利益や損失に対する期待や予期が、投資をはじめとした意思決定行動の偏りを生み出す事。
退職金20%増加など
人は必ずしも合理的な行動を取れないこともある。
カーネマンの「損失回避性」
①100万円貰える
②1/2で200万円貰える。1/2で1円も貰えない。
損失の場合も同じ。
合理的な判断をするのであれば、①を選択するべきではあるが、人間はある局面において合理的な判断をできなくなる。②を、選択することになる。
アンカリング効果(アンカーとは錨のこと)
最初の数字に依存して、それ以降の数字の感覚が狂ってしまうこと。最初数字に拘束されてしまうこと。
スーパーの例など
ナッジ効果
→人々を知らず知らずのうちに誘導すること。
コンビニのレジの足元にシールを引いて並んでもらうなど。
マイケルポーターの基本戦略3つ
①コストリーダーシップ戦略(薄利多売)
積極的な設備投資や販売促進を行うとともに、徹底的にコストカットを目指す。
②差別化戦略
競合他社にはない勝ちを提供していくことで、コストリーダーシップを実行する企業との競争を避ける。
③将来性や市場規模などを踏まえて、特定の地域やセグメントに経営資源を集中させる戦略。
同型化戦略
→先行して成功している企業の戦略をそっくり模倣する事が、実は最も成功確率の高い戦略ということ。
新奇性の脆弱さ
→革新的すぎる製品は消費者にとって買っていさ良いものなのか?という判断がつかなくなる
既存の製品やサービスとの関連性が低いため、わざわざその製品やサービスを買う根拠が消費者には見当たらなくなる事。
Posted by ブクログ
マッチングアプリを使っているとめちゃくちゃあるある、わかるわ、という感じの話。
経営学含むアカデミックの話が織り交ぜられており、読み物としては面白い。
個人的にはもう少しアカデミックの話に踏み込んで欲しかったが、この本のターゲットではないと思うので、しょうがないかなと。(経営学とか社会学を少しかじっているので)
Posted by ブクログ
35歳の大学准教授がマッチングアプリを使って婚活をしてみる話。せっかくだから経済、経営学に基づいて考えてみたもの。
出会いを求めてマッチングアプリを初めてやってみる人への指南書にはなるかもしれないが、筆者の目的が少しブレている気がした。
サンクコストが上がれば上がるほど、もっと良い人を探して抜けられなくなってしまうんだろうなと思った。
Posted by ブクログ
作者が母校の准教授ということで拝読。
私は経営学を学んだことはないですし、いい年なのでマッチングアプリも使ったことはありませんが、読み物としてはまあまあ楽しめました。
Posted by ブクログ
4P分析=プロダクト、プライス、プレイス、プロモーション。
4C分析=カスタマーバリュー、カスタマーコスト、カスタマーコンビニエンス、コミュニケーション
女性に人気なのは、スポーツ運動、ドライブ、グルメ食べ歩き、旅行、の4つ。
STP分析=セグメント化、ターゲット選定、ポジショニング。=属性を分けて相手を定めて、どのような立ち位置で接するか。
キャズム理論=イノベーター、アーリーアダプター、アーリーマジョリティ、レイトマジョリティ、ラガード。
市場の細分化から見ると、中間層を狙うのは優位性があるとは限らない。ニッチな市場に対して優位性がある場合もある。
過去の恋愛経験がある程度多いと結婚の可能性が高まる。多すぎるとダメ。ピークは男性5.6人、女性8.2人。
未婚者には恋愛未経験が多い。男性より女性のほうが交際人数が多い。