【感想・ネタバレ】20代からはじめる社会貢献 400社が支援した「社会起業」とはのレビュー

あらすじ

20代の若者のほうが、他の年齢層に比べ社会貢献に対する意識が高いという調査結果がある。その理由は本文に譲るとして、「自分のためだけにお金を使っても楽しくない」という若い人が増えているそうだ。若者の関心が、ビジネスで成功することから、国際問題や社会問題の解決にシフトしてきているとも。アメリカでは社会的事業で生計を立てる社会起業家がいまや当たり前で、エリートほどその傾向が高いという。本書は、食事代の一部(20円)をアフリカの学校給食に支援する社会貢献活動を紹介。社会起業家の仕事とは何か、どのような働き方なのか、課題は何か、といった観点からまとめられている。著者はマッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントやビジネスマンとして働いた後に、社会起業家として活躍する。本書を読めば、本音ベースの社会貢献活動を理解でき、世界の大問題の解決も「はじめの一歩」からはじまることが実感できるはずだ。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

TABLE FOR TWO代表として、社会起業家としての著者が書く一冊。


ある深夜、眠れなくてたまたまずっと考えていたことがこの本の序章にすべてまとまっていました。ビジネスの世界で得たことを社会的事業で生かす・・・


小暮さんも、同時に買った「武器決」瀧本先生もMcK出身ですが、文章から感じるエネルギーが違う。

武器決の編集者のインタビューによれば、読者が惹かれるのは人ごとではなくいかに「自分事」がかいてあるか、だということでしたが、武器決とこの本を比べて、「自分ごと」であるのは明らかにこの本。熱い思いに引き込まれる。

小暮さんのような人間(頭が最高にキレて温かみもある)になりたいと、改めて強く思います。

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2011年10月01日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「本文より」社会人が社会貢献をするときに押さえるべきポイント
①最初に目標と期限を決める
②成果を指標化して管理する
③本業との両立を優先する
④ガンジーにならない
⑤固定観念を払しょくする
⑥メディアを味方につける
⑦本来の目的を忘れない
この本を読んで、サラリーマンだとしても、自分がまだまだ色々できることが確認できました。やろうとしていないだけで、チャンスは無数に転がっている。

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2011年10月23日

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