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20代の若者のほうが、他の年齢層に比べ社会貢献に対する意識が高いという調査結果がある。その理由は本文に譲るとして、「自分のためだけにお金を使っても楽しくない」という若い人が増えているそうだ。若者の関心が、ビジネスで成功することから、国際問題や社会問題の解決にシフトしてきているとも。アメリカでは社会的事業で生計を立てる社会起業家がいまや当たり前で、エリートほどその傾向が高いという。本書は、食事代の一部(20円)をアフリカの学校給食に支援する社会貢献活動を紹介。社会起業家の仕事とは何か、どのような働き方なのか、課題は何か、といった観点からまとめられている。著者はマッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントやビジネスマンとして働いた後に、社会起業家として活躍する。本書を読めば、本音ベースの社会貢献活動を理解でき、世界の大問題の解決も「はじめの一歩」からはじまることが実感できるはずだ。
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Posted by ブクログ
一食につき20円の募金で自分もヘルシーになり、アフリカの子供達に給食を食べさせることができるという活動をしてるTable For TwoというNPO団体代表の作品。
団体の活動内容よりは、社会貢献とは何か、どうあるべきかということをテーマに語っている。
ページ数は少ないけど、分かりやすい言葉で大事なことがたくさんある。
特に印象的だったのは、自分がいいことをしたいっていう想いだけでは全く通じないことを何度も語っている。
いいことをしたいなら、いいことを実現できるスキルや力がないと全く役に立たない。強い気持ち、熱い想いは人にとって根本的な活力となるもので自分を支えてくれるものだけど、あくまでもエネルギーでしかない。
車で例えればわかりやすい。車を走らせるのはガソリンで、ガソリンがないと車は走れないけど、直接的に車を走らせてるのは、ガソリンを動力に変える仕組みであり、もっと言えば地面を蹴って進ませるタイヤ。
気持ちや想いは非常に大切だけれども、それが直接的に社会を変えるわけではないのだってことを教えてくれる。当たり前だけど実は読んでいてハッとした人は少なくないはず。
720円でこのコストパフォーマンスは素晴らしい。文句無しの5つ星。
Posted by ブクログ
2011年46冊目。
「『20円』で世界をつなぐ仕事」が自分にとっての青信号だったのに対して、
本書は良い意味で黄色信号。
「進むな」という意味ではなくて、
「一度立ち止まって、再前進の準備を整えよ」と言われた気がした。
大学連合という舞台から事務局インターンに重心をシフトした身として、
前作よりもビジネスのシビアさを押し出した本書は必読だったと思う。
コストパフォーマンスから優先順位をしっかり考えなきゃいけない、
そんな中でも自分を含め関わる人たちがワクワクしていられる環境を作りたい。
ちなみに小暮さんが最後に紹介してるお勧め本、
半分以上読んだことあってなんか嬉しかった。笑
Posted by ブクログ
先日読んだ「“想い”と“頭脳”で稼ぐ 社会起業・実戦ガイド 「20円」で世界をつなぐ仕事」の著者の本です
。
Table For Two(TFT)代表の著者が思う「社会貢献」とは、
という本です。
本書のほうが、より著者の熱い想いや、ビジョンが色濃く出ていると思います。なぜ、やるのか?ではなく、すべきなのかもしれません。
悶々としている人は是非読んでほしい一冊です。
なんか、気持ちがすかっとします。
純粋にこの人すごいなって感心する本です。
きっと、背中をすっと押してくれる本なんじゃないでしょうか。
周りを巻き込む。そして、それが良い方向に。
大切なことですね。
Posted by ブクログ
「自分ではなく社会のために働きたい」
「会社で出世するよりも社会起業家として成功したい」
そういう若者が最近増えているのを実感します
「会社に貢献し利益から給与をいただく」から
「社会に貢献し善意の寄付からお金をいただく」
こんな仕組みの大転換だが日本ではどうしても馴染みが薄い
著者の団体(テーブル・フォー・ツー)は食堂利用者がTFTのヘルシーメニューを注文すると、自動的に支払い金額のなかから、子どもの給食1食分に相当する20円が開発途上国に寄付されます
ただ日本では寄付活動が無給の善意のみで頑張っているものと勘違いされるようで寄付金の8割を開発途上国に送ると説明しても「なぜ10割じゃないのだ」と詰問されることもしばしばとのこと
この本からは普段はあまり知ることのできない社会貢献やNPOについて様々に知ることのできるキッカケになります
日本のこういう活動は他国と比べて存在感は薄いのだがどこの国も往々にして、自分たちの哲学や価値観を相手に押しつけるという態度をとりがちですが、日本人はあまりそういうことをせず、相手の立場を尊重するので、現地での日本人の評価は悪くない
ソーシャル・セクターで働いているといっても、宗教家や世捨て人のような人はひとりもいなく、それどころか考え方や仕事に対する取り組み方は、民間企業で働く優秀なビジネスパーソンと何ら変わらない…などなど。
できればTFT以外のNPO・ボランティア団体についても紹介があればよかった
何しろ日本ではこういうソーシャル・セクターについて知らないことが多すぎるし知る機会もほとんどないのが実情です
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