あらすじ
稲盛和夫氏が「私の副官」と呼び、「側近中の側近」として、絶大な信頼を寄せた人物――。それが、本書の著者・大田嘉仁氏だ。秘書として稲盛氏に約30年間仕えてきた大田氏には、稲盛氏から直接叱られ、励まされ、教え導かれてきた貴重な経験がある。その貴重な経験をもとに、本書では、「側近中の側近」だからこそ聞けた「稲盛名語録」を、15の白熱ストーリーとして紹介する!◎「昨日よりは今日。今日よりは明日。明日よりは明後日」◎「人間として何が正しいか」で判断する。◎まずは「現状に感謝」する。◎「怖がり」だからこそ、前に進める。などなど、「明日からすぐ役立つ」珠玉の言葉が満載!読むだけで、あなたの仕事が劇的に変わる本。
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Posted by ブクログ
稲盛哲学、、、。
一番印象的なのが、稲盛さんが経営について語るときに「誰もが子供の頃に両親や学校の先生から教えられた、人間として守るべき単純でプリミティブな教えが重要である」ことを説いているところ。「嘘をつくな」「欲張るな」「正直であれ」などの最も基本的な道徳観。
Posted by ブクログ
上司がおすすめしてる人。
ありきたりなことだけじゃなくて、目から鱗の内容もあった。
例えば、部下をかばうのが上司の仕事じゃない、とか。
また読み返したい。
Posted by ブクログ
稲盛和夫氏の生前の言葉を、元秘書が実際のエピソードを添えて語っている。どの言葉も、ビジネスパーソンとしても1人の人間としても生きていくのに大切なメッセージで、深く心に沁みる。何度でも読み返したいと思った。
稲盛氏が仕事や経営の大命題を語る際、そこには必ず死生観や人生観が反映されており、長期的な視点から壮大な構想を思い描くには、読書を通じて確たる死生観や人生観を得ることが重要である。
以下、特に心に留めておきたいメッセージと経営哲学
•謙虚さは魔除け
謙虚さを失って自分の能力を過信すると努力をしなくなり、人として成長しない。少しくらい仕事が上手くいっても、けっして自分の成果だと思ってはいけない
•楽観的に構想して、悲観的に計画する
•幸福になるには人生を長期的な視点で見ること
人生が肉体の死を以て完結すると考えることが私たちの人生を生きづらくしている
•リーダーはどんなときでも、人の気持ち、心がどう動くかを分かっていなければならない。
•どんなことがあろうとも、ものごとをいいほうに、善意に解釈していくことが大切
否定的な言葉は口にしない
•リーダーは怖くても怖い素振りを見せない闘魂が必要である
•感謝の言葉を口にするのは大事な仕事
•人間として何が正しいかで判断すれば間違いはない
•明日褒められても明後日と工夫を続ける
去年以上に良くすることが1年間生きてきた証
•動機は善であるか、私心はないか
Posted by ブクログ
稲盛和夫さんの考え方や言葉などを、現場で働く人達に読みやすく整えてくれている。
また、大切な言葉は実体験とともに何度も出てくるため、腹落ちしやすかった。
マーカーをたくさん引いたので、また読み返したい。
Posted by ブクログ
謙虚さの大切さを改めて知り、いかに自分が横柄になっているかを思い知らされました。
思い上がりで、周りに不満ばかりをぶつけていて、自分に甘すぎたと反省しました。
物事の本質に気付けるように、日々努力し続けたいと思います。
Posted by ブクログ
稲盛さん関連の本は気になってはいたものの、自分には内容が難しいかもしれないと読めていませんでした。
この本は稲盛さんの人生観を若い世代にもわかりやすく伝えるために執筆されたもので、とても読みやすいものでした。
Posted by ブクログ
経営の神様、稲盛和夫さんの右腕である大田嘉仁さんが、稲盛さんから教わったことを抜粋して解説してくれる本。
稲盛さんについて書かれた本は初めて読んだが、非常に勉強になったし、稲盛さんの考え方、哲学に感動した。
この本は妻が買ってきてくれた本で、初めはあまり乗り気じゃなかったが、読んでいるうちにどんどん引き込まれてあっという間に読み切ってしまった。
経営の神様の言葉だからどんなすごいことが書いてあるのかなと思ったが、正直、書いてあることは人として当たり前なことが多い。
・相手を思いやる
・素直に言って、素直に叱られて、素直に反省する
・謙虚さを大事に
・成功は持続させることに意味がある
・否定的な言葉は口にしない
・誰が正しいかではなく、誰が見ても正しいことをする
・昨日より今日、今日より明日、明日より明後日 常に改善改良
など、心に残った言葉を書き並べてみても、こんな考えはなかった!みたいな特別なことを言っているわけではない。
ほとんどの人がこれを見ても、ああ、やっぱりそれが大事だよねとなると思う。
しかし、当たり前のことを当たり前にすることはとても難しい。
稲盛さんはこれができたから、多くの成功をし、経営の神様と呼ばれるまで成功し続けることができたんだなと思う。
私も、当たり前のことを当たり前にできるように日々、謙虚に、素直に努力を続けていきたいと思う。
社会人ならだれもが読んで勉強になる本だと思う。ぜひ読んでみてほしい。
Posted by ブクログ
著者がどれほど稲盛名誉会長を慕っていて、近くで見ていたのかとても良く伝わる内容だった。
経験談に交えて稲盛名誉会長から受けた言葉をわかりやすく、また今を生きる私達に丁寧に教えてくれる本だった。
日々働く中でモチベーションを保つことが難しい事が多いが、稲盛名誉会長の言葉を思い出しながら業務に励んでいけたら良いと思う。