あらすじ
貴方にも隠れた真実が見えてくる!大前研一が学長を務めるビジネス・ブレークスルー(BBT)大学、及び大学院などの受講プログラムで使われている大前流教育メソッド:RTOCS(リア ルタイムオンラインケーススタディ)の事例の他、財政破綻、国債暴落、年金問題など、日本の抱える難題に対する大前流の分析、処方箋を解説。イオン、トヨタ、菅政権、道州制、観光客を3千万人にする秘策など「5つの実践実破発想法」を伝授!問題を発見し解決する思考とは!?「読んで」、「見て」、「身につける!」大前研一通信特別保存版Part IV※DVDは電子書籍の為、付属致しません。
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Posted by ブクログ
哲学的思考の必要性
・避けては通れない英語化―楽天・ユニクロだけじゃない
・イオンの葬儀ビジネスとサイバー葬儀・供養の可能性
・トヨタホームの可能性―立替需要
日本の住宅業界の寡占による規制を緩和し、海外の自動車工場を転用して海外から安い材料を調達してつくれば900万で家は立つ。
・キャメロンを見習ってグレート・ソサエティを目指せ
休眠口座の活用、規制緩和による民間資金、ボランティア、海外からの投資などで景気浮揚・経済対策
・共通番号制度導入で行政サービスの合理化を。
・道州制で(九州)黄海経済圏の活用。ハブ空港を作って無駄を省く。思い切った政策実現。
・観光―LCCを誘致し安く来られるようにする。入管でケータイを渡し、宿泊やグルメ、観光情報が見られるようにする。通訳サービスやカード機能もあり支払いも楽にできるように。トレース機能も活用し分析。次回来日時に保存したデータを再度読み込ませ活用。
Posted by ブクログ
2010年の作品なのでケースとしては少し古いが、イオンの葬祭ビジネスや道州制は興味深く読める。
後者は実現の可能性すら具体性が見えないが、実際に九州という地域においては、他の地域とは違う取り組みが見て取れるケースも徐々に出ている感じがする。
海外に目を向けると人口が少なくても国家として成立しているところはあるし、日本という国において、東京一極集中化している現状においては、地方から活性化に繋げることが近道かも知れない。
少子高齢化が進むと当時(いやそれ以前)から言われており、世界の人口大国である中国ですら一人っ子政策の影響もあってか高齢化社会の仲間入り。
先進国では移民を受け入れている米国などは就労人口の拡大が図れていると思うが、EU諸国ではどうだろうか?
あまり興味を持っていなかったこともあり、無知でしかない自分がいる。
大前さんがおっしゃられるもし自分が○○だったら、どうする?というお題の設定の仕方は勉強するという視点においては非常に有効だと思います。
が、日々の仕事に追われる中で、新しい知識のインプットをしながら、お題を設定してその答えを見つけ出すのは難しいなぁと思ってしまう自分が情けない。
気づきをもらえたことを好機と捉え、知識のインプットを進めるだけでなく、アウトプットを出すことを意識していこう。