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教養ってなんだろう?
そんな疑問があり、この本を手に取りました。
高校生のときにこの本に出会っていたらきっと人生が変わっていたのだろうな、と思える素敵な本でした。
今は30代の私ですが今日が一番若い日です。
この本でいうところの教養人で在れるよう、日々学びの姿勢や知への探究心をもって生活していきたいです。
知っている気になっているだけで本当は知っていないことがあるんだな、ということ。
知る、ということへのレベル付け。
思ったこと、感じたことはメモする。
また、自分の将来や、自分はどんなことを望んでいるのか、そんなことを考えるきっかけになりました。
先生のおすすめされている本も読んでみたいと思います。
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アメリカの大学に興味があり本を手に取りました。 自分の頭で考え、自分の意思で、行動することを大切にしようと思いま した。他人の答えをそのまま受け入れていないか、自分のイメージのみ で判断していないか、決断する度に考える癖をつけたいと思いました。 今自分がしている 「勉強」 が実はただ知識を詰め込んでいるだけになっ ていると気付かされました。勉強のニーズは様々だから、常に全てを深 く考える必要はないけれど、自分の大切にしたいこと、興味のあること に関しては、「考える」 部分を大切にしたいと思います。高校生でこの本 に出逢えたことを嬉しく思います!
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会社で意見を求められたり、自分の価値観や思考などをより表現する場が増えている中で、この本を手にした。
内容は主に真の意味での「教養」について。元々は常識や社会で生きていくなかである程度知識やノウハウを持っている人をイメージしていた。
しかし、本書を読んでいくと本当の意味での教養を理解していないことを痛感。教養とは「自分の培ってきた知識や考えを、自分の基礎となってくる価値観に昇華し、それを素に他者と様々な事柄について議論をし、取り入れ、柔軟に変化させていく。そのような、価値観の基盤はあるが、常に柔軟に変化させていける人物こそ、「教養のある人間」と学んだ。
その中でも、1つの事柄を考えるにしても「なぜ〇〇は△△しないのか」ではなく、「なぜ□□は△△するのか」を考えた方が、前者の真意も理解できる事に加え、よりその後に活きる事実や発想が湧いてくるという考え方はすぐに仕事や生活に反映させていきたい。
更に、「自分がどんな価値観を大事にしているか」を様々な場面(例えば仕事や生活)に置き換え、書き出す事もすぐに実践していきたい。
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事実確認に思考は伴わない
事実を持ってどう考えて、行動するか?が大事
知っているだけでは価値ない。思考を深めて議論し行動に移すこと。情報の一方通行にならず、相互検証にしよう
Howでは思考は伴わない、whyが思考となる
日本
農村自体から生き延びるために和を重んじるため、人の意見の否定が批判と受け取られるのではと考えてしまい、同調する
アメリカ
物事に対して自分の意見を持つことに重きを置く
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齋藤氏の本はこども英語関連で読んで以来でしたが、日本とアメリカ二つの国での教育経験を通して見えてくる教養の考え方の違いについて興味深く読ませて貰いました。
日本は教科書的な正解を求める教育スタイルと書かれていますが、自らの就学体験を振り返っても確かに、と。日本人の真面目さや調和を重んじる性格というか、全員の理解をベースに物事を進めようとする民族性がその教育スタイルに繋がっているような気がします。
アメリカの意見をバンバンいうスタイルの授業はある程度の寛容性というか、多少の事実齟齬は気にしないよ!くらいのゆるさがあってこその世界な気がするので、日本でのアメリカ式教育スタイルは相当に先生や学校カリキュラム共に意識的に作り上げられたものでないと実現しないだろうな、と。
(日本の先進的な教育をおこなっている教育機関はどんな教育してるのかしらと興味も持ちました。)
脳みそフル回転で授業に挑めるのは後者の環境であると考えるので、そういった環境への選択肢を子供にも与えてあげたい、その素地を作ってあげなきゃと気持ちを新たにした一冊。
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教養って言葉、かっこいいな〜!でもよく知らないかも!と思って購入。読んでよかった!
◆どんな本
この時代に教養が必要とされる理由が書かれた本。
「そもそも教養って何なの?」
「教養を身につけることがなぜ大事なの?」
「教養を身につけたことで何が生まれるの?」
などなど、教養の大切さがわかる一冊でした。
◆印象に残ってること、所感
歴史でも、心理学でも、音楽でも、一見何の繋がりももたない分野でも、その考え方や背景を学ぶことで、あらゆる分野で自分で正しく「選択」できるようになる。
「これはこうだよ」と誰かに決められた選択肢ではなく、自分で考えて、自分の道を自分で選択できるようになる。自分はそういう道を進めてるかな?と改めて考えさせられました。
「教養」=自分の考えや、心の幹のようなものを太く育ててくれる栄養のようなもの。
何でもスマホ片手に調べれば分かる時代だけど、「わかったつもり」の人と、「わかった状態」の人は出てくる言葉の深さが全然違う。自分は後者になりたいな、と。
◆実践
・やったことがないことに挑戦する。習い事とか資格とか、趣味増やすとか。なんでもよくて、学びたいこと1つ取り入れてみる
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“教養人”への道は果てしないとも、もう既に歩んでいるとも感じさせてくれる、カジュアルな本。
“教養人”を目指すために斉藤さんをロールモデルにしようと感じた本。
斉藤さんが読者に伝えたいと咀嚼するときの比喩が素敵です。
『好奇心とは、いってみれば、その膨大な知識体系の海へと漕ぎ出すための櫂(オール)です。』
『学ぶ機会をください。故郷のために役立てます。』(これは比喩ではなくて、中学生だった斉藤さんの未来への誓い)
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教養人とは、「良き思考者」と表現している。学び続けること、考えること、判断すること、行動することができる人。
本書でなるほどと思ったところが、日米の歴史の学び方の違いで表現していた、学ぶとはどういうことかを明確に説明していた点。
日本では、歴史の出来事を知り何が起きてきたのかを教えられるが、アメリカでは、歴史上の出来事がなぜ起こったのかを学ぶのだそうだ。第一次世界大戦はなぜ起きたのか?を歴史から学ぶという。当時の時代背景や各国の思惑、そして発生した出来事がどんな影響を及ぼし戦争へと進むことになったのかを考えることが歴史を学ぶこと。
また、英語は新たな思考を得られる素晴らしい道具の一つであり、ぜひ使いこなしてほしいとある。
学ぶことは、孤独と付き合うことにもなるというところもなるほどと思った点。
若人も老人も読むと刺激を受けること間違いなし。
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【教養】
市民が自由意志で政治に賛成できるようにするのが元。
自ら思考し、賛成・反対・中立の角度から見て判断できるような人になることが目的。
▪️教養を得る段階「長い目で見た目的意識・夢を持つ」
①本・ニュース・日常から学ぶ
世の中に学べることはありふれている
②学んだことが正しいか疑う
世の中には不確実なことの方が多い
③わかったつもりにならない
全てをわかることはできない、という知的謙虚さを持つ
④体験・実践・人と話してアウトプット
統計学的な発想を持つ
プラスに作用・マイナスに作用・それとも作用しないか
⑤暫くして、出した答えにもう一度向き合う
結果を修正する勇気を持つ
【社会の一員として自分の意見を人と共有・議論し、合意形成にもっていく】
▪️注意点
※〇〇言ったから正しいと、他人の考えを疑わずに受容する
※本の著者の経歴・参考文献・実績・謝辞がない
※立場によって色々な正解がある、意見の押し付けはしない
※常に謙虚に学ぶ、本を読み込むと選民思想を抱きやすい
▪️まとめ
教養とはいつ役立つかはわからない物
役立つ時は訪れないかもしれないが日々着々と積み重ねる
私が学ぶ理由は「心配性」だ。
毎日不安になりながら生きている。この積み重ねる時を過ごしていくことで「私の夢」を叶える糧にしたい
Posted by ブクログ
学び続けること大事さはなんとなくわかっているつもり。ただ、自分の仕事に直結しないことに時間を割くのが億劫になって悶々としていたところに、この本から目の覚めるようなメッセージを受けた。「教養とは、人生哲学や守りたい価値観を形成する栄養となる」この言葉を胸に、自分はまだまだ学び続けることができる。
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すぐに役に立たないからこそ学ぶ。その意識に共感。そもそも何が役に立つかなんて、分からないんだから。
リベラルアーツ!人を自由にするために、教養が必要。
自分へのメモとして。思考のフレームワーク。人類学。経済学。社会学。心理学。政治学。統計学。歴史学。会計学。経営学。
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教養とは何か、またどのように教養を身につけるべきかについて筆者の考えが述べられている。
教養とは己の哲学や価値観を形成する栄養となるもの、もしくはそれらを守るための知的バックボーンである。
賢いとか、知識をたくさん知っているとかは関係なく、思慮深く、尊厳があり、他者に対する敬意と想像力を兼ね備えた人こそが、教養のある人である。
キーワード(キーセンテンス)だと感じたのは、知的謙虚さ・知的格闘体験・社会的動物ゆえに社会に与えうる価値まで考える・合意形成を目指す・教養がいつ役立つか分からないことこそ、学び続ける最大の動機である。
何を学ぶかよりもいかに学ぶか。
この点においては、過程を大切にする現在の教育と通じる部分がある。
また、いつ役立つか分からないことが、学びのモチベーションを持続させるとあるが、反対にいつ役立つか分かることも、学び続ける理由として成立すると思う。
ただ、前者は長期的視点(内発的動機)であり、後者は短期的視点(外発的動機)であるという違いがあると感じた。
知的謙虚さをもつことは、他者を大切にすることにもつながり、それは自分の生き方にも大きく関わる。僕の課題はここ。意識。
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知識人ではなく、教養のあり方を知った。どれだけ探究心を持てるか、それに対してどれだけ力を注げるかにかかっており、1つの事柄によって様々な見解を持っていることが大切であり、面白いと思えた。
Posted by ブクログ
・知識人≠教養人
・確からしさを確かめることが大事。
→背景にある根拠で信憑性があるのはどれか
→査読にどれだけの不正に対する自浄効果があるのだろうか。有名な雑誌に掲載される論文であっても訂正が入ったりするから難しいところ。
・考えが変化するのは新たな知見を得ている人にとっては当然のこと。
・判断するための材料集める力、情報処理力が教養人にはある。
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アメリカのトップ大学で学び、教鞭も務めた著者が「教養」とは何か?
について思うところを綴っている。
教養と言えば、日本では教養のある人や教養人など概ね人を好印象に評価するときに使われるが、それが何かはいまいちハッキリしない。
著者は知識だけが豊富な知識人と教養人とは分けている。
その最たるものは目的の違いだ。
教養の語源はLiberal arts 更に源流を探ると古代ギリシャに行き着き、それは市民が参加して良き社会を創り上げていく民主主義に行き着く。
つまり教養とは良き社会を作るに足る人格を持つ人を作ることに他ならない。
正直、題名よりも良い内容だった。
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教養=リベラルアーツの歴史から、教養を身につけることが目的ではないことを理解。教養を身につけることは、思考するための引き出しを増やすということと理解。
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「教養」に関する本は今までも多く読んできましたが、この本は論旨も明確でわかりやすいです。
内容自体は「Whyから始めよ」「自分の頭で考えよう」「メモの魔力」「本を読む人だけが手にするもの」などでも語られている話ではありますが、エッセンスがコンパクトにまとめられており読みやすいです。
「なぜ教養を身につける必要があるのか?」という問いに対しては自分で自分を創るために、と考えていますが、著者の「Good Thinker(よき思考者)になるために」という一言はは極めて分かりやすい表現であると感じました。
また、すでに多くの本を読んでいる人にとっても、目的を再確認する意味で目を通すことに意味があるのではないかと思います。
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教養はあくまで自分の価値観形成の為の栄養みたいなもの。しっかりと栄養を補給し、その補給した栄養を思考して自分の体に取り込み、行動に反映するというのが教養人たるものらしい。教養はスタート位置にあるんですかね
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事実確認だけでなく自分はどう思うかまでちゃんと考える。ポジションテイキング。意見やポジションが変わる事はその時々の状況で変わるべき。
日本ではポジションを取ると議論ではなく口論になり、また一度ある意見を述べるとそこから変わることが悪いように思われているように感じます。
本書のような考え方でなければ、誰とも何にも議論できないですね。特に立場が変わればどっちも正解みたいなケースなど。
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大学生になったばかりの子が、手に取ると良い書籍かなと思いました。
第3章 本を読むは、興味深かった。多読や読むべき本、捨て置く本は参考にさせていただいきます。
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学び続けること。
そして学んでいることを謙虚に捉え続けること。
そんな姿勢がある人が教養のある人間である。
知っていることが良いのではなくて、そこからさらに発展させて、より良い社会を作れる人間。
それが教養人。
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日本と米国での教育の違いは、よく話題にあがる。
著者の斉藤さんは、米国の大学にいた経験から、両国の思考方法の違いを例にしながら教養と知識の違いにフォーカスをあて、教養の大切さと、その育み方を説明する。
教養とは、
いつ役にたつか分からないが、日々着々と積み重ねるもの。目的ベースではなく、蓄積された知識が、そのまま教養人としての厚みになる。
他者の事情や心情が想像できて他者との関係を築くことができる。
教養人に必要なのは、「全て分かることが出来ない」という知的謙虚さ。更に「事実を正しく読み解く」ことも必要。
教養は「何を学ぶか」よりも「いかに学ぶか」が重要。己の価値観を問わずに学ぶのは「教養人」ではなく、単なる「知識人」。
「教養人」とは、知性に基づいて思考し、また他者に敬意を払い、尊重するだけの品格を持ち合わせた人といっていいだろう。
重要なのは、事実を踏まえて「自分はどう考えるか」。
自分の意見をつくること。
HowではなくWhyで考えること。
大いに学び続けること。
大切にしたい価値観が実現された社会をつくるために、自分には何ができるのかを、具体的にイメージしておくこと。
これが意識しなくても出来るようになれれば、人格者と呼ばれるのかな。
メモをとったり読書することは、その助けになるようだ。
してるといえばしてるが、まだまだだな。
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教養のノウハウ本ではなく、教養とは何か?について書かれた本。
必要に駆られず、一見役に立たないことを学ぶことで、あらゆる視点から物事や情報を見分けられる。
物事をwhyで考える癖がつけば、また新たな知識欲求が芽生えるし、事実を理解して自分の意見を言えることができる。
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There is almost no contents how you learn something. He says it’s important what is the purpose when you learn.
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うんうんと、納得できる箇所が沢山あって、学びや教養について考える時間になったけど、コロナワクチンのことについては私が思っているのとは違うなと感じた。
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あまりアメリカの学生のことが書いていなかったが、著者の言わんとするところは分かった。
仕事ですぐ使える専門知識、みたいなものではなく、物事の考え方や捉え方を勉強しよう、というもの。知識自慢ではなく、good thinkerとして、よく考えることができる人になろう、ということ。
歴史で言えば、何が起きたか?ではなく、なぜ起きたか?どういう意味があるのか?why、so whatを考える。
専門分野が違えど、こういった思考訓練が同じように求められるのがアメリカの大学なんでしょう。著者の経歴が文系っぽいので取り上げられる例も文系なテーマだけど、文理関係なく、仕事でも大事な気がする。ブレインストーミングとかで役立つのだろう。
Posted by ブクログ
教養人とは何か。知識を知っているだけでは教養人とか呼べず知識人である。国や人のために議論相手を尊重しながら自分の知識をもとに自分の意見を生み出し提案する。そして社会にどんな価値があるか創造することが大事であると。私も仕事柄こういったことは必要なのでやり方を参考にしつつ実践してみようと思うが中々上手くいかないのも事実で悩ましいところである。