【感想・ネタバレ】ほんとうは強い日本のレビュー

あらすじ

東日本大震災は、大地震、巨大津波、福島第一原発の事故という未曾有の大災害をもたらした。福島県出身の著者は、政府の避難勧告の方法に怒りをあらわにする。それはなぜか。現在の放射線医学では、低線量率の放射線は健康にとって有益であるとする説もあるほどで、放射線を限りなくゼロに近いほうがよいという誤った認識のもと、住民が強制的に避難させられているからだ。緊急避難の意思決定の科学的根拠は何か。一事が万事。「政治主導はもういらない」と民主党政権を斬って捨てる。マスコミのミスリードを嘆くとともに、原発には当分頼らざるをえない。自衛隊しか日本を守れない。消費税増税よりも復興債を。国内市場を重視した内需主導型の経済で国難を乗り切る。党派を超えた保守派政治家が集結して、いまこそ憲法改正が必要だと説く。日本はほんとうは強いという信念のもと、震災後の我が国の針路を指し示す。

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Posted by ブクログ

民主党政権の酷さが思い出された。
日本国が真に独立した国家にならねばならない事を改めて考えさせられた。
自衛隊については有事だけ感謝し、日頃はないがしろにするようでは、ダメである。

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2016年03月04日

Posted by ブクログ

震災、原発、TPP、領土、憲法といった時事問題に対して、田母神氏の視点で書かれた本。内容は、テレビや新聞で言われていることのまった逆、反対側の意見と感じた。反対意見も知ることで、問題の理解も深まるというもので、読んでいても面白かった。

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2012年02月18日

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