あらすじ
いまからでも遅くない。第二の人生を満足して生きるために。ベストセラー『男の品格』の著者が贈る、この時代に合った「老いの作法」。死に物狂いで働いて、ようやく手にした第二の人生。誰もが豊かな老後を送りたい。ところが、現役時代にがんばった人ほど、過去の栄光にしがみつき、会社の肩書や人間関係をそのまま引きずってしまう。いつまでも他人と比べて一喜一憂し、思いどおりにいかないとキレる……。そんな、みっともない老い方をしていませんか?リタイアすれば「ただの人」。60歳になったら「昔はよかった」はやめて、「素」の自分で現在を愉しもう。人生80年。「死ぬときは死ぬがよろしく候」の境地で最期を迎えるために大切にしたいこと。【こんな年寄りは嫌われる】「昔はよかった」と言う/いつまでも他人と比べる/かつての肩書にこだわる/再就職先を選り好みする/周囲の気遣いに狎れる/緊張感をなくしている/偉そうにすぐにキレる
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Posted by ブクログ
いや、まあ、六十代半ばになってしまった自分としては、身につまされるご指摘がてんこ盛り。この本で身ずまいを質すことができるような若人は、逆に、こんな本読まんだろうなぁ。
Posted by ブクログ
定年を迎える男性向けの本だけれども,若い世代にも参考になる。
皆から愛される好好爺,尊敬を集める長老になる方法についての考察。
『定年後とは,これまでの人生(第1幕)とは異なり,自分の好きなようにスタートをアレンジできる人生の第2幕』という発想。
Posted by ブクログ
高齢化問題に興味をもったときに、購入した一冊。
高齢化問題といえば、高齢者を問題の原因として問題全体を見ていたという反省がある。
この本は、高齢者という人間がどう歳を重ねるべきかということを述べていて、とても参考になった。
Posted by ブクログ
『老年の最大の報酬は精神の自由である。元気ざかりの人びとが重要だと考えることに、ある程度無頓着になれることである。』
とのこと。
思いの外勉強になった。
定期的に読み直したい一冊になりました。
Posted by ブクログ
みっともない・・・・年齢を重ねてから言われるのは、非常に恥ずかしい言葉だと思います。その言葉と老いる・・・というのは、相反するような言葉だと思っていました。しかし、最近の高齢の方は、非常によく切れるし、会話も一方的であることが多い。まぁ、しょうがないと思う部分もあるが、スマートにできないものか・・・と著者に同感でした。