あらすじ
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歯周病は、口の中だけでなく全身に影響を及ぼしますし、免疫が落ちれば口内炎、形成不全で口蓋裂、さらにはがんや心の問題など、口内環境の問題は口だけにとどまりません。もはや一般的な医学の背景がないと、現代の歯科医療は成立しないといえるでしょう。本書は、「全身の健康から歯を見直す」ための教科書として、最新の研究に基づいた知識を解説しています。(はじめにより) 東京医科歯科大の研究チームが監修! 歯の最新知識が一冊に! ●オーラルフレイル、サルコペニア、糖尿病……etc.口内環境は全身に影響する ●口はセキュリティ万全の免疫システム ●体幹の筋肉が衰えると飲み込む力も落ちる!? ●ストレス、噛み締め、幸福感……歯と口は心を変える! ●30~40代からのオーラルケアが健康的な人生の分岐点! ●歯周病は全身の疾患につながる ●10~70代の8割が悩む「口臭」の問題 ●口腔環境を改善する! 目的別新ブラッシング術 ●自浄能力、摂食・嚥下機能がアップ! 口腔力エクササイズ ●ブリッジ・入れ歯・インプラントの正しい選択って? ●入れ歯や被せ物が3Dプリンタで! 口腔医療もデジタル化が加速
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
口腔の理解(解説)と口腔衛生の知識が身につく内容。
最新の知見に基づいて書かれているが良い。
かなり専門的とも思える部分もあり読み応えあり。
「口腔」全般の役割、重要性を踏まえて生活することが「すなわち健康」ということになると思う。
Posted by ブクログ
歯のこと、ケアの仕方、定期的なメンテナンスを行うことが、歯だけでなく、自身の健康を維持することにつながる。わかりやすかった。
想像以上に歯周病患者が多いこと、歯周病になっていることに気づきにくいため気づいたときには手遅れの人もいる。定期的に歯医者で診てもらうこととセルフケアが大切だと思った。
Posted by ブクログ
「歯の教科書」と言うだけあって、歯や口腔に関する色んなことが詰まった本。まさに「教科書」です。
歯周病とは何ぞやから、ブラッシング術、歯医者で治療に使っている道具、更には最新の治療法まで載っていてなかなかに内容が濃かったです。とは言え、イラストも多く載っているので読みやすかったです。
印象に残ったのはブラッシング術でしょうか。1~2㎜のモーションで磨くって、それは電動歯ブラシ使わないと厳しそうだなーとか思ってしまったw また、歯磨き粉は1~2㎝使うとあるけど、イラストだとどう見ても5㎝はありそうだなとか…w あとは、歯磨き時のすすぎはしなくても良いってのもちょっと衝撃的でした。
何にせよ、日々のセルフケアと定期的な歯科検診は必要だなと思いました。「美容院に行くノリで歯医者にも通った方がいい」と昔の自分に言ってやりたいですw