【感想・ネタバレ】時代を生き抜くリーダーに必要な「多動×巻き込み力」のレビュー

あらすじ

技術の進展は目覚ましく、次々と新製品や新サービスが生まれ、古いものは淘汰されていく。また人々のライフスタイルや志向性は、多様化が著しい。かつてのように画一的な商品やサービスではまともに勝負することができないし、社内の組織構築や人材マネジメントの手法さえ、過去のスタイルでは通用しない。

そんな今の時代、リーダーに求められているのが、「多動×巻き込み力」です。

著者の及川氏が、その重要性に気づいたのはクリニックの危機の時。順風満帆な医院経営を続けていた矢先、スタッフとの亀裂が発生。自分自身も燃え尽き症候群となり、クリニックは崩壊の危機を迎えます。そこから「多動×巻き込み力」を武器に、さまざまな手法を学び、採用・マネジメント・評価システムなど抜本的な改革を遂行。さらには、コロナ渦の逆風の中、分院の立ち上げにも成功させ、さらなる拡大を見据えています。本書は、3年間で売上規模4倍にさせたノウハウをリアルなエピソードと共に紹介していきます。

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Posted by ブクログ

非常に参考になりました。
色々勉強になったが、印象に残った事が3つ。

一つ目、部下を成長させ幸せにする。
部下には成長してもらいたいと常に考えているが、その先の幸せにしたい、とは考えていなかった。幸せになってもらいたいから成長させる、の順番の方が、より部下に寄り添った考え方になる。

二つ目、変化・成長への道は厳しい。よって、巻き込む相手を間違わない。
確かにその通りだと感じる。全員が全員、成長したいと思う訳ではない。なにも考えず安定を望む人も多いと思う。
自分の職場で想像すると、それらが更に多いと感じる。そうなると、見極めても意味がない。
先ずは、相手のマインドを少しずつ変えていく(成長する意味や目的)事から、始める必要がある。

三つ目、馴染んだ仕事がベストだと考える。
これは非常に分かる。同様な事も、何度も体感した。
新しい事の未来を、いかに想像させるかが重要だと感じる。そして、自分自身が、納得する、腑に落とす、自分の利益になる、事をイメージさせる。
でも、本当に難しい。
自分の中では、今回の本の一番キモな部分だと感じました。

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2024年01月11日

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