【感想・ネタバレ】プーチン ロシアを乗っ取ったKGBたち(下)のレビュー

あらすじ

【世界を蝕むロシアの野望】
テロ事件を逆手にとって権力を掌握したプーチンとKGB。エリツィン時代にのし上がりプーチンに逆らう新興財閥(オリガルヒ)を血祭りに上げ、大統領就任の功労者であったはずのプガチェフまでもがターゲットにされ国外に逃亡する。飽くことなき権力と富への欲望で肥大化する彼らは、収奪した富を原資にウクライナをはじめとする周辺各国、欧米に魔の手を伸ばす。ロシアに未来はあるのか。下巻では、ホドルコフスキー裁判、オリガルヒ弾圧、マネーロンダリング、ロシアマネーを駆使したウクライナ介入、EU分裂工作、トランプ籠絡に肉薄する。

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Posted by ブクログ

マフィアが国家になったのであり、国家がマフィアだ。
一部のインナーグループが、権力と暴力を独占する。その為に金も独占する。
夢と欲に踊った一部の資産家を叩き潰して資産を奪い、まあ、全体としてそれで十分かと言えば国としてはそうでもないのだろうが、国民を富ませる気はさらさらなく、自分達が権力に注ぎ込める分があれば問題ない。

腐敗を武器として使う、と言うのは眼鱗であり、現在充分に有効に生きている。

トランプ全米国大統領の影にも、露国が蠢いていたことも間違いなさそうだが、政権中も効果的であったかはどうにもよく分からないが。

変な被害者意識と謎の歴史観と、独善的な使命感と大国意識に囚われている大陸系の方々は恐ろしいと改めて感じる。

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2023年10月07日

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