【感想・ネタバレ】怪談最恐戦2022のレビュー

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Posted by ブクログ 2023年02月02日

赤は恐い色なのかもしれない。
赤い女とか、パターンあるし。
血の色も赤だ。

怪談最恐戦ははじめて読んだけど、新しい味わいがあった。新鮮。

伊山亮吉氏の『赤い子ども』がやはりとびきり面白かった。
これは神沼三平太作家の『吐気草』にある『肉丸』とめちゃくちゃ似ているにおいがしたのだ!
夢のはなしで、...続きを読むそこは赤い世界になっている。公園で赤い子どもが遊ぼ遊ぼって寄ってくるはなし。
しかも、別の人から同じ赤い世界の夢のはなしをきいているのがまるで『肉丸』やんってなった。
こちらがわに出てきたら赤い風車が肉丸になるんじゃないの??ってなんか思ってしまった。
同じ伊山亮吉氏の『やってはいけない遊び』もあちら側のはなしぽくて繋がってるやんってぞくぞくした。
他にも面白いはなし多くて目移りした。

気に入ったはなし。
伊山亮吉『赤い子ども』
毛利嵩志『五○三号室』
宮代あきら『本棚から出るモノ』
いわおカイスキー『私、事故物件に──』
十二月田護朗『作られた事故物件』
酒番『開かずの玄関』
伊山亮吉『親切なお婆さん』
宮代あきら『黒い長財布』
伊山亮吉『やってはいけない遊び』
SOO『きつね餅』
都平陽『室内の豪雨』
墓場少年『思い出の彼女』
宿屋ヒルベルト『ごぞぱしかり棒』
ふうらい牡丹『鼓笛隊』

『親切なお婆さん』も餓死指せるつもりだったとかたち悪すぎるし。『ごぞぱしかり棒』の意味わからなさもたまらん好きだった。

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