あらすじ
孤独は人生を豊かにします。ひとりぼっちを嘆く必要はありません。
長引くコロナ禍のもと、「孤独」の問題があらためて注目されている。とくに独り暮らしの高齢者は孤立感を強めると危惧されている。しかし、孤独は孤立ではない。孤独=寂しいと否定的にとらえることをやめて、人が思索を深め、豊かな感情を醸成するための必要な時間と考えてみてはどうだろうか。ひとりの時間が増えたことに不安を抱える人たちへ、90歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生後半を快活に生きる道案内。第2弾!
第1章 「孤独」と「孤立」について
第2章 孤独を友として生きる
第3章 クールに距離を置きながら
第4章 絶望の底の底で光を見る
第5章 見えない力が支えてくれている
第6章 私たちには「物語」が必要だ
*電子書籍版本文には画像の収録はございません。あらかじめご了承ください。
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Posted by ブクログ
コロナ禍の中、五木寛之さんが考えたことをまとめた本です。
とても考えさせられ、コロナ禍だからこそ読む人に響くものがあると思いました。
孤独と孤立は違うという考え方にとても納得させられ、一人でいる時間にどのようにして豊かな時間を過ごしていったら良いか考えながら生活したいと思いました。
一方で、孤立する人がいないように社会としてどのようにサポートしていけばいいか考えていかなければならないと思いました。
五木さんは90歳ですが、色々なことを知っていてまた精力的に活動されており素晴らしいと思いました。
今後も五木さんの本から多くのことを学びたいと思います。