【感想・ネタバレ】覇狼王の后(上)のレビュー

あらすじ

隣国の侵略で戦乱の続くソルグランツ王国。神殿の神官・アリーシェは、ある日瀕死の重傷を負った男を拾う。頑強な肉体に紫色の瞳――男は《鮮血(プルート)》の異名を持つ傭兵(ようへい)だった。アリーシェの献身的な看病で一命を取り止めた彼・ヴォルフは、熱心に愛を迫るようになる。そして隣国の襲撃の際、神殿の人々の命と引き換えにアリーシェを城へと連れ去った。実は王国の第一王子だった彼は、アリーシェを「我が后」と呼び、強引に身体の秘密を暴き、二つの性を蹂躙(じゅうりん)するが……。
本書は「覇狼王の后(上)」(プランタン出版刊)を元に電子書籍化いたしました。表紙イラストはカワイチハル先生の描き下ろしとなります。表紙イラスト以外の収録はございません。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

圧倒されるほど、勢いのある作品です。巧みなストーリー展開は、官能描写や濡れ場重視の作品とは一味違うと思います。
両性具有であるがゆえに実母に虐げられた幼時の体験がトラウマになった、美しき神官と、鮮血の異名を持つ傭兵。実は一国の王子である傭兵の命を神官アリーシェが助けたことから、物語は始まります。
狼が戦乱の世が続く大陸全土を平定し、覇王となるという、いにしえよりの伝説をべースに語られるファンタジー、戦闘シーンは臨場感がありながらも、不思議と血生臭くはありません。
先が読めそうで読めない展開に、一気
読みでした。すぐに続けて続編が出るそうなので、早速、注文します。
絵師さんのイラストも素敵です、傍若無人なヴオルフだけど根はそこまで悪くないー恋に不器用な男の優しさがイラストによく出ています。

0
2018年12月03日

匿名

購入済み

こんなヒーロー初めて。

全くヒーローに魅力を感じられない珍しい作品。力と地位で周りを黙らすただの狂粘着男。ヒロインは始終怯えて悲観ばかり。上下巻合わせて買わずに良かった。

0
2022年12月25日

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