あらすじ
サヴァス帝国の皇帝イルティオスと幼い頃に出会った、その属国カリスタの第二王女エルテシア。はじめて出会ったその時、エルテシアはイルティオスに恋に落ちた……。それから8年もの間、エルテシアはサヴァス帝国を訪れたときにだけ会える、イルティオスとの時間に胸をときめかせていた。しかし、そんな時も長くは続かない。エルテシアも18歳になり、王女として結婚を考えなければいけなかった。実はふたりは互いに想い合っていたものの、そこには帝国とその属国という大きな隔たりが存在し、イルティオスは皇帝としての立場から、エルテシアを皇妃としない選択をしたのだった。するとアントーレ帝国の皇帝ルキアノスが、エルテシアにちょっかいを出し始める。それを気にするイルティオスだったが、エルテシアを皇妃としない選択は変わらない。そんな中、ルキアノスがエルテシアを皇妃に迎えようとして……。
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面白かったです!!
相変わらず、誤字、脱字、衍字が散見されました。
「頭のてっぺんから、頭の先まで」とかw
何のこっちゃw
ディスカウントの時に纏め買いしたので、我慢出来ましたが、定価で買う方はご立腹かも⁈
で、肝心の感想。
やはり、ハトスが大トリでしたね。
スペイン・ハプスブルク家を彷彿とさせる思想。
この事件がダントツに恐ろしかったです。
本作、小国の姫と帝国の皇帝の、一筋縄ではいかない結婚までの道のりがよく描かれていました。
出自、政治派閥、宗教、他国との関係、他にもまあ色々と横槍が入る入る...
いやもう、本当に大変。
ヒーローの抱える闇も加わり、読み応えありまくりで大満足です。
面白かった〜!!