あらすじ
東京・神楽坂の路地に佇むレストラン、マージュ。イケメンシェフ、真沙流が出す絶品チーズ料理で人気の店だ。ここでウェイトレスとして働く美藻は、最悪な彼氏から逃れてきたワケアリ女子。ふたりは、ラクレットにフォンデュ、リゾットなど、おいしい一皿とともに、お客の抱える悩みやトラブルを解決に導いていく。だが真沙流にもまた、隠された秘密が……。極上のグルメミステリ。
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Posted by ブクログ
チーズの料理は本のタイトルから当然
出てくるのでどれも美味しそうで興味
深かったが作中に出てきた「葡萄液」が
すごく気になった。絶対おいしいはずっ!
内容はお店に訪れる常連客のちょっとした
悩みをチーズ料理でもてなして解決すると
いったなんだか斬新な謎解きスタイル。
でも一概にチーズ料理って言っても
使うチーズによって今まで食べたいたものと
全く違う感じになるだろうし、そういうのを
読むと単純だからチーズ料理専門店に
行きたくなっちゃうんですよね。
ワインはあまり飲まないから葡萄液で
それにあるチーズ料理を食べてみたい。
美藻のお母さんに関しては少しだけわかる
気がしました。自分でも毒親だとわかって
いながらそれが抑えられないんですよね!
でもそれが分かっているならいつの日か
分かり合える日が来るとは思いますが、
真沙流と元同僚とその奥さんの関係は正直
解できなかったしなんならちょっと怖かった。
ミステリって言っても人は死なないし
過干渉にDV&ストーカー案件は
あるものの全体的にほわ~んとした
空気間で読後感も悪くなかった。
そしてチーズ料理は当然食べたくなる。