あらすじ
「すぐに会話が途切れてしまう……」「人と会話するのがすごく疲れる……」「なぜか人から嫌われやすい……」こうした悩みを持っている方、ぜひ本書をお読みください。本書は、長年テレビのバラエティの世界で活躍し、超一流の芸能人たちのコミュニケーションを間近で見てきた著者が、その手法を独自の視点で分析し、自らの経験を交えながら、ビジネスシーンや日常会話で実践できるようにまとめた一冊です。具体的な事例を交えながら、ほんとうに大切なポイントに絞ってまとめました。 ●「会話の7割」は相手に話してもらうべし ●「ホメ」と「質問」を組み合わせる ●どんな人でも「共通の話題」が見つかる方法 ●質問は「縦・横・前・後」でする ●「二度目の会話」でも話題が途切れない人のルール ●「相手からの質問」には話題のヒントが詰まっている ……ほか
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Posted by ブクログ
アウトプットです。
・自分が話すことよりも、相手に気持ちよく話してもらうことが大切
・会話上手になるには、まず相手に興味をもつこと
相手が話している内容には興味を持てなくても、相手に興味を持つことはやりやすい
・自分が話すよりも、相手に話させることが大切
かといって、質問攻めでは相手は楽しく話せない
(私も質問攻めをしてしまったことがある、会話は質問をすればいいと思って、質問攻めして話がどんどん散っていき、会話は盛り上がらなかった)
→ただ話をさせるのではなく、楽しく話してもらうことが大切
また適度に自己開示することで相手が話をしやすい空気を作れる
・相手の話を聞いているときに、にこにこしながら楽しそうに笑うとよい(もちろん話されている内容にはよるが)
楽しい会話の時は、下記のリアクションがよい
・うなづきやあいづちが大きい=大きなリアクション
・表情が明るい、笑顔
・笑い声が大きめ
→大きなリアクションがあることで、自分の話に興味を持ってもらえていると感じて
安心して話を続けられる
・話の深堀りは「縦前後横」の4つの質問がある
縦の質問:話題をもっと深堀りする
相手「釣りが趣味なので休みの日は釣りに行っています」
自分「どういうところへ行くんですか?どのくらいの頻度で行きますか?どんな魚を釣りますか?」
前の質問:その話題の過去に焦点を絞った質問
ちなみに何がきっかけで釣りを始めたんですか?
今まで釣って、うれしかったのはどんな魚ですか?
過去一番の大物はどんな魚ですか?
→過去に焦点を絞ってその人の中にある物語を聞く質問
後ろの質問:未来に焦点を絞った質問
次はいつ頃行く予定ですか?
いつかは釣りあげたいと願っている魚はありますか?
今後、行ってみたい釣りのスポットはありますか?
→相手の頭の中にあるポジティブな想像をどんどん引き出していく
横の質問:話の軸をずらす
休みの日によく釣りに行くと思いますが、
釣りに行かない日の過ごし方はどうしていますか?
釣り以外の趣味は何かありますか?
→横の質問をする際にいっきに別の話題にかえるのだけは避ける
→休みという軸を残し、休みの日の別の過ごし方について質問
→趣味という軸を残し、ほかの趣味について質問
相手から質問されたときは、自分のこたえに集中しすぎず、相手にも質問を返すと会話が広がる