あらすじ
一途で怖いほど真摯――「おまえは俺のものだ」独占欲過多な元極道な男たち、竜児、大地、獅王と結ばれた未亜、心花、環奈。妻となった今は思う存分、毎晩のように快感を刻み込まれて。新居の庭でダイニングで温泉で……遠慮なく抱き潰される。3カップルの夫婦が歩む未来。その先に待っているのは!?大人気『義父』『偽父』『偽夫』の世界にどっぷり浸れる、極上短編集!
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Posted by ブクログ
これはもう“シリーズを読んできた人への最高のご褒美短編集”でした…!
前作では強面で危険な雰囲気を纏っていた元極道のヒーローたちが、結婚後はさらに愛情深く、独占欲も増し増しになっていて最高。怖いくらい一途で、妻たちを溺愛しているのが全編から伝わってきて、「あぁこの人たち、本当に彼女たちが人生そのものなんだな…」と改めて感じました。
“おまえは俺のものだ”みたいな重たい愛情表現も、このシリーズだとむしろ安心感があるというか、愛の深さとして成立しているのがすごい。強引さや圧があるのに、ちゃんと相手を大切にしているのが伝わってくるので嫌な感じが全然なく、むしろひたすら甘いです。
短編集という形なのでテンポよく読めるのに、それぞれの夫婦にちゃんと積み重ねが感じられるのも良かったです。新婚生活の空気感や、夫婦になったからこその距離感、独占欲がありながらもどこか穏やかになった関係性がすごく微笑ましい。
新居や温泉、日常の何気ない時間ですら甘くて、どのカップルも“愛されてる感”がすごい。特に、外では近寄り難いコワモテな男たちが、妻の前だと不器用なくらい愛情を隠せなくなるギャップが本当にたまらなかったです。
それぞれのヒロインたちも、そんな重たい愛情をちゃんと受け止められる強さや優しさがあって、お似合い夫婦だなぁとニヤニヤしながら読んでいました。
麻生ミカリ先生の文章は相変わらず柔らかくて読みやすいのに、色気や熱量もしっかりあって、自然と物語に引き込まれます。甘いシーンもただ濃厚なだけじゃなく、ちゃんと“愛情”が感じられるから読後感がとても良かったです。
シリーズを読んできたからこそ、「幸せになってくれてよかった…!」という気持ちが強くなって、読んでいてずっと幸せでした。イケおじ、年の差、執着愛、溺愛系が好きな人には本当に刺さるシリーズだと思います。