【感想・ネタバレ】レトロポリス・スクラッチ（３）のレビュー

片岡人生 / 近藤一馬

「デッドマン・ワンダーランド」のコンビ最新作！ 京都×青春×刺青バトルアクション、開幕!!
得意なのは「逃げる」こと。ダラダラすることは至高。そんな高校生、道利月道が迷い込んだのは摩訶不思議な京都の”裏”世界。そこで、刺青を使役する”墨占魂”バトルに巻き込まれ…！？ 「逃げ切れるか、オレ???」最低最悪、でも最高な月道の熱き青春が始まる！

ぺーたん率いるB・O・Pにより、ヒガンと現世を繋ぐ大きな穴が穿たれた！ 現世を巻き込む大災厄が始まろうとしている中、ぺーたんの野望、最後の鍵（キー）は月道かひよりの刺青で――！？ 苦しくても、痛くても、逃げてはならない時がある。京都を、ひよりを、仲間たちを救え！ 京都×青春×刺青バトルアクション、最終巻！

[ブクログ · ★★★★☆]

1から3巻まで。デッドマンワンダーランドのコンビが描く新世界は、ちょっといつも違う。引き込まれるような、強さとしなやかさのあるタッチ、詳しくないが、おそらく動きがもの凄く感じられるんだと思う。キャラクターも今回は和で、呪術廻戦的な世界観なのが若干気になるが、やはり「墨獣」という体に刻まれた不思議な力、これを京都の守り人が継承していく。ひがんとこの世、をつないで、崩壊させようとする一団とそれを守る墨獣を纏う人たち。綺麗な絵と、ナイスなストーリーに魅せられる作品。