【感想・ネタバレ】悩める売主を救う 不動産エージェントという選択のレビュー

あらすじ

売主第一主義か?自社利益最優先か?
不動産業者は千差万別!
正しいパートナー選びが売却の成否を分ける――
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不動産売却をする場合、仲介業者に依頼するのが一般的です。ところが、信頼して任せたにもかかわらず「希望価格で買手が見つからず値下げを提案されている」「すぐにでも売却したいのに全然動いてくれない」など悩みを抱える売主は少なくありません。信じがたい話ですが、なかには自社の利益を優先するがために物件情報を操作するなど、売主をないがしろにする行為を当たり前のように行っている仲介業者もいるのが実情です。
売主は、納得できる不動産売却を実現するために、まずは自分自身にしっかり寄り添ってくれるパートナーを選ぶことが不可欠なのです。

著者はそうした不動産業界の不透明性や業者側の利益を重視する姿勢に一石を投じ、売主が絶対に後悔しない不動産売却を実現する「不動産エージェント」として日々サポートを行っています。不動産エージェントとは売主とパートナーシップを組んで売主の利益を最大化できるように売却までの支援を行うプロフェッショナルです。これまで、築古で「価値がない」とほかの不動産屋に言い切られてしまった物件に対し、確固たるエビデンスのもと適正価値を引き出して希望以上の価格で売却を実現した例や、「果たして本当に、今売るべきなのか」というスタート地点から一緒に考え、プロとしての経験と知識を踏まえた総合的な判断から「今は売らないほうがいい」という結論に至った例もあります。

本書では、「情報のスペシャリスト」、「常識破りの知性派」、「徹底した現場主義」など、それぞれに強みをもつ4人の不動産エージェントの売却成功ストーリーを実際の事例に基づいてまとめています。後悔のない不動産売却を実現するための新たな選択肢となる一冊です。

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Posted by ブクログ

良い本!
営業として、お客さん目線の提案やコンサルティングのストーリーを見れるのはありがたい事。

2010年を基準とした、不動産価格指数は、マンションに至っては1.8倍、需要過多なのになぜ売れないのか?

不動産屋の言う、「不動産業界とはそういうものだ。」はなんの説得力もない

売却【購入】のプロセスを楽しんでもらうと言う感覚を誰よりも意識して、楽しむ

本当にお客様にとって大切なことを本音で話していくこと。仲介しなくても仕事を賞賛してもらうのがこの仕事

大切な要素
1倫理観
2専門性
3個性

バブル当時、日本の土地総額は2000兆円、今は1000兆円、いずれも日経平均3万円台

本当の価値を感じてくれる人へ届ける

新築より中古
→インスペクションにより、歴史と安全性が証明される

分析は、泥臭く。どれだけ真剣に物件を売るために向き合っているのか

不動産の基本は歩くこと、どれだけ想像を巡らせて、お客様思考で考えて対策を打てるか。

長生きで健康体の不動産が増えれば日本の不動産はもっと面白くなる

ジョーンズラングラサールの検査結果、日本の不動産の透明度は12/94カ国、

改めて、AIが発達しても、AIに負けない、ダントツで選ばれるような存在でありたいしそのための努力をしなければ、していきたいと思った。

離れても志は一緒だと感じさせてくれる、そんな本だった。

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2022年12月16日

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