【感想・ネタバレ】夜道の家族のレビュー

あらすじ

小泉今日子主演で映画化された『空中庭園』のみじかい続篇。あの頃ミーナは、京橋家の息子コウの家庭教師/父(タカぴょん)の愛人だった。それから3年、ミーナの家に深夜、ファクスが届いた。「ミーナ先生へ。 突然のファクスごめんね。本日午後四時すぎ、母、木ノ崎さと子が永眠いたしました。」ぴょん妻からの、葬儀の知らせだった。あの家族、今はみんなどうしてるんだろう? 好奇心で訪れた郊外の斎場でミーナが見たものは……これって希望なんだろうか?

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『空中庭園』は、家族というユニットの虚構を糾弾しているにも関わらず、静謐な雰囲気に満ちた作品で、角田さんの小説の中ではベストの作品だと思います。
その作品の『その後』として書かれた本作品も、空中庭園を読んだことのある人にとっては興味深く読めると思います。

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2020年09月26日

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