【感想・ネタバレ】戦國の山めぐりのレビュー

あらすじ

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信玄が築いた山城、謙信が開いた軍道、信長が越えた峠――。かつて戦国武将たちが戦った決戦の山や、経験と頭脳を駆使して築いた難攻不落の山城、そして山上に築かれた砦や陣の跡をめぐり、緑深い山中に残された戦国の歴史と武将たちの足跡を訪ねる。選定基準は、合戦の痕跡や城郭遺構などを通して歴史探訪ができること、そして山歩きが楽しめること。山城については見所をポイント解説し、コラムでは歴史や縄張りだけでなく、合戦や事件、関連人物なども豊富なカラービジュアルを交えて詳しく紹介していきます。所在地マップや公共交通機関・車・徒歩による詳細なアクセスデータも収録し、山登りと歴史めぐりの両方を楽しめる“戦国の旅"の必携ガイドです。戦国の合戦に思いを馳せる山歩きに、さあ、あなたも出かけましょう。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

日本城について行きやすいのかどうかを全てに記載されているのが非常に面白かった。
行ってみたいなと思ったお城はまず、ここの難易度に☆がいくつ付いているのか、最寄り駅から徒歩何分なのか、高度はいくつなのかなど、興味がある人目線で書かれている大変良い本でした。

山城用語が最初に記載されているため、その後の説明も非常に分かりやすく、お城の情景を思い浮かべることもできて助かりました。
最後には戦国合戦年表と共に、説明があった山城の関連ページも記載してくれるなど非常に親切で、再度戻って読んでみようとなりました。

写真もかなりあり、時代によって石垣の積み方が違っているのが良く分かり、地域ごとに分かれているのも知りたい山城まで飛ばして読むなど、知る楽しさを感じさせる1冊でした。
長曾我部や鶴姫関連の話も出てきたのも個人的に良い!となりました。
福岡県の城井ノ上城(きいのこじょう)がとても魅力的でした。

あの石の門をくぐって侵入しなければならないとなると、きっと非常に厄介なお城だったのだろうと、当時に思いを馳せることができました。
まだ気づかれていないお城もきっとあるかと思うと、新たな発見を期待せざるを得ませんでした。

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2025年12月02日

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