【感想・ネタバレ】夜に溶けたいと願う君へのレビュー

あらすじ

高2の色葉は裕福な家で育ち、妹は天才ピアニスト。学校ではみんなから頼られる優等生だが、毎晩のように家を出て夜の街へと向かってしまう。誰にも言えない息苦しさから逃げるように――。そんなある夜、同じクラスの瓦井睦と家出中に偶然出会う。学校でも浮いた存在の彼と隠れて会ううち、色葉は次第に“いい子”を演じていた自分に気づく。家にも学校にも居場所がない色葉に、睦は「苦しかったら逃げたらいい」と背中を押してくれて――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

小説を読むと全部読み切るまで終われなくて、本の中の世界を引きずってしまうから、読むのに勇気がいる。だから本を買ってから読むまで日にちが空くことがよくある。

感想を書きたいんだけど、この本を言い表せる言葉が見つからない。いい意味で…。
ただ涙が止まらない。この本を見かけたり、今このページを開いたなら買いに行って読んで欲しい。本当に最高。

2人の不器用さが尊くて、お母さんの発言と本当を知らずに庇う2人に腹が立って。
―――
整理出来たからちゃんと感想を書く。
昼はみんなが忙しなく活動してて、窮屈で酸素がないような気がする。だから夜の静かでみんなが寝ているときの開放感に惹かれるんだと思う。
そのキーンと静かな空間が好きな人もいれば、逆に静かすぎて繁華街の様な空間が好きな人もいる。繁華街は色んな音が聞こえるけど、昼とは違う居心地良さがある。

「お姉ちゃんだから」は色んなところで書かれるけど、毎回腹が立つ。貴方が産んだ貴方の子供なのに。「お姉ちゃんとしての役割」はあっていいと思うけど、「母親としての役割」もあるはず。対等に何歳になっても、接し方は変われど気にかける役割がある。

友情が壊れても、瓦井くんと離れても、妹を探す為に集まったのは底に‪ちゃんと友情があったからだと思う。

瓦井親子と松下家族が一緒に鍋をつつくシーン見たかったー! どんな会話をしたのか気になる。

人間、1度持った考えを完璧に変えることはそうそう出来ないから、またお母さんの発言が色葉ちゃんを傷つけることがあるかもしれない。それでもちゃんと向かい合って話をしてほしい。

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2023年08月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ドキドキしながら見てました
告白とかないのか〜って思いました。でもそれが、瓦井くんらしさなんですよね。
とにかくお母さんが胸糞悪いです^^

0
2025年10月24日

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