【感想・ネタバレ】ひとり広報の戦略書のレビュー

あらすじ

いま、「ひとり広報」が急激に増えています。
厳しいビジネス環境下で広告費が削減され、思うように集客できなくなったり、
消費そのものが抑制されたりしたことにより、自社のファンづくりの重要性を認識し、
「広告から広報へ」という考えにシフトしているケースが多いのです。
そのため、「最近、広報活動が大事と聞くし、うちもそろそろ」といった感じで広報部門ができ、
未経験の人が「ひとり広報」として任命されることが増えています。

しかしひとり広報は、次の「5つの不足」を抱えています。

経験が浅いため、なにをどのようにやるかわからない「知識」の不足。
どんな話題が世の中に求められているのかといった「情報」の不足。
会社の規模が小さく、新商品が頻繁に出ないなど、「話題」の不足。
やるべき業務が多すぎて十分に広報活動できない「時間」の不足。
気軽に連絡や提案をできるメディアとの「繋がり」の不足。

その不足を乗り越えるために必要なのが、「ひとり広報」の戦略です。
本書では全部で83の戦略を紹介します。
「ひとり」だからこその悩みに寄り添った1冊です。
広報担当者だけでなく、自分の会社、仕事、活動を知ってもらいたいと願い、
たったひとりで広報活動をするすべての人のための本です。

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Posted by ブクログ

複業を始めようと思って探してみると地方は広報の募集が多くて読むことにしました。
個人でSNSを動かすことと企業としてPRしてくことは違うので、とても勉強になりました。
定期的に面白いと思える情報を発信することは当たり前です。ただ、そのネタを作り出すことが難しいのです。本書では、ネタの編集方法や日々活動するにあたってのマインドを説明してます。

まずは自分自身が最新の情報に触れ続けること。これがどんな意図で発信されてるのかから学ぶべきだと感じました。

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2025年03月08日

Posted by ブクログ

広報の仕事に限らず何かを発信したい人は、自分の中にこういうマインドをつくっておくといいのかも。
とても参考になりました。今からできることもたくさんある。

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2024年06月15日

Posted by ブクログ

営業職ですか、最近広報の仕事もさせてもらえるようになりました。
小さい会社なのでノウハウもあるようでなかったり…
そんな時に目に止まって見てみると、

「自分の会社やビジネスのことを自ら発信している人」

「本業もやりながら、広報業務もまかされている」という兼業の広報担当者。

「広報担当者がいないから、自ら情報発信したい」というビジネスパーソンや経営者

と書いてあり、私だ…!と思ったのがきっかけで読みました。

勉強になることばかりでしたが、
周りにいる人の行動理由を聞いてみる
口コミを意識的に集める
というのはすぐにやってみようと思いました!

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2025年02月24日

Posted by ブクログ

ひとり広報の戦略書ーー認知と人気を全国レベルにする「知ってもらえる」すごい方法
著:小野茜

「ひとり広報」とは、自分の会社やビジネスのことを自ら発信している人のことである。広報業務をする人がいないという広報担当者。本業もやりながら、広報業務もまかされているという兼業の広報担当者。さらには、広報担当者がいないから、自ら情報を発信したいという、ビジネスパーソンや経営者等、こういったひとたちはみな、「ひとり広報」だと言える。

ひとり広報には、ひとり広報の戦い方がある。広報の教科書には載っていない、自分だけの戦略を授けてくれる。

構成は以下の5章から成る。
①知識よりも大切なこと:マインドの持ち方
②日常から広く情報を得る:インプットの習慣
③ゼロから話題をつくる:アウトプットの視点
④必要な時間を生み出す:タイムマネジメントの極意
⑤個人の繋がりをつくる:コミュニケーションの作法

広報にすごく興味がある。しかし、我が組織では原則SNSで業務に関することの発信は好ましくないとされている。広報の教科書以前の問題なのかもしれないが、大きくルールを逸することはできない。その状況下においても本書からなにかきっかけとなる糸口がないかを考えた。

最終的には思い切りと覚悟なのかもしれない。まだまだ踏み切れない部分は多いものの、常識とルールとトレンドをインプットしながら使える場面に備えると共に、許される範囲内でのアウトプットは継続していきたい。

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2024年10月31日

Posted by ブクログ

戦略というよりも、著者のかなり細かい日々の行動Tips集。
些細なことに見えて、全て実行するのはものすごく大変。だけど、やり切れれば徐々に効いてくるのだろうなという感じ。

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2024年12月30日

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