【感想・ネタバレ】セドナの幻日のレビュー

あらすじ

「幻日」が見せる心の恐怖――ジェームズ・ロリンズ短編集

〈時間結晶〉が心の奥底の恐怖を呼び覚ますーー
パワースポットで知られるセドナでタッカーとケインが見たものとは!?

表題の〈シグマフォース〉番外編「セドナの幻日」を含むアクション&ファンタジー4編を収録

全世界でベストセラーの〈シグマフォース〉シリーズの著者ジェームズ・ロリンズが贈る短編集。
シグマフォースの秘密兵器こと元軍人&軍用犬の〝タッカー&ケイン〟。アリゾナの砂漠で科学者の拉致事件に遭遇したコンビは、事件の裏側に謎の鉱石――〈時間結晶〉が存在していることを知る。心の奥底の恐怖を呼び覚ますとされる鉱石が、タッカーのトラウマ――ケインの弟犬アベルとの悲しい記憶をよみがえらせる……。表題作「セドナの幻日」をはじめ、全4作品を収録。ロリンズが親友でもある作家スティーヴ・ベリーと共著した「アマゾンの悪魔」では、シグマのリーダーであるグレイ・ピアースとベリー作品の主人公コットン・マローンが協力して事件解決にあたる姿を描く。そのほか、デビュー当時、別名義でファンタジー作品も書いていたロリンズが原点回帰した「LAの魔除け」や、高校生時代からファンだったというジョージ・R・R・マーティン(「ゲーム・オブ・スローンズ」)編集の〝兵士〟をテーマにしたアンソロジーに寄稿した「ブルータスの戦場」も。

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Posted by ブクログ

シグマフォースシリーズでおなじみにジェームズ・ロリンズさんの短編集。
タッカーと軍用犬ケインの活躍する1編もありました。
強烈な印象と心理的に結構きつかったのが、『ブルータスの戦場』という作品でした。犬が語るこの物語で、何度も途中で読むのをやめてしまおうかという気持ちになるくらい私にはしんどい物語でした。
シグマフォースシリーズの最新刊も発売されており、そちらも楽しみです。
『ウイルスの暗躍』上下

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2022年12月23日

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