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Posted by ブクログ
『ある骨董品コレクターの妄想的おとぎ話?』
以前、TLで見て気になっていた『モレスキンの女』の作者のデビュー作。自分にそっくりな肖像画と出会ったことで、夢のような展開が… どことなくフランスっぽさが漂う雰囲気に酔いながら楽しむ大人のためのおとぎ話…
Posted by ブクログ
『ミッテランの帽子』や『赤いモレスキンの女』のアントワーヌ・ローランによる記憶とそれとの決別を巡る話。
雰囲気がパリ、フランスという感じ。取り扱っている素材が骨董ということもあり、フランスや家族の歴史と記憶を辿る。自分に似た人物が描かれた肖像画との出会いから彼自身の祖先やフランス革命にまで遡り、かつそれが現在の主人公にまでつながる。過去に別れてしまった道を辿り直した末に現在と決別し別の選択肢を選ぶ。
フランス語のタイトルはAilleurs j’y suisで英語にするとelsewhere if I am there。私がいるかもしれないどこか。まさにその通りのタイトル。人はどこにいるのが正解だったのか、あるいはそもそもそんな場所は存在するのか。すべてはフェイクではないのか、といったことを思った。
Posted by ブクログ
骨董好きの弁護士(成功した男)が、自分そっくりの肖像画を見つけたら…
おもしろいけど、、、
ミッテランの帽子を超えないかなぁ
でもこれがこの著者の処女作だそう。