【感想・ネタバレ】ビリギャルが、またビリになった日 勉強が大嫌いだった私が、34歳で米国名門大学院に行くまでのレビュー

あらすじ

かつてのビリギャルが、34歳で米国名門大学院に合格し、再び「ビリ」に!

累計120万部以上を売り上げた大ヒット書籍『ビリギャル』のモデルになった小林さやかが、全国模試で偏差値30だった高校時代から、慶應義塾大学に合格し、結婚・離婚、そして新しい最高のパートナーと出会い、34歳でアメリカの名門大学であるコロンビア大学教育大学院に合格するまでを赤裸々に描いたドキュメント。
大学院に入学し、再び「ビリ」になったという著者が考える、「教育」「人の学び」において大切なこと。かつて勉強が大嫌いだったからこそ、子どもたちに伝えたい「勉強する意味」。大人も子どもも、すべての人に届けたい「自分らしく生きる」ために必要なこと。

ー「ビリ」は私にとって上に向かうためのスタート地点であり、ポジティブな意味なのだー

失敗、挫折を繰り返した著者が伝える、夢を叶えるヒント!


【目次】
第1章 私はこうして、ビリでギャルになった。
・私は自分がきらいだった
・「大人はみんな腐ってる」
・「君、東大とか興味ある?」
・くそじじい
ほか

第2章 「挑戦」に必要な5つのこと。
1「感情」でエンジンをかける
2根拠のない自信を持つ
3戦略を立てる
4成功者のメンタルをつくる
5コーチを、探せ

…and more!

【著者プロフィール】
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』(坪田信貴・著/KADOKAWA)の主人公であるビリギャル本人。中学時代学年ビリを経験し、高2の夏に小学4年生レベルの学力しかなかった。当時の全国模試の偏差値は30弱。中学時代は素行不良を理由に何度も停学になり、学校の校長に「人間のクズ」と呼ばれたことも。高2の夏、塾講師・坪田信貴氏との出会いを機に、日本最難関レベルの私大、慶應義塾大学の現役合格を目指すことになる。結果、1年半で偏差値を40上げて、複数の難関大学のほか、慶應義塾大学に現役で合格を果たした。卒業後は、ウェディングプランナーとして従事し、その後フリーランスに転身。2019年4月より、学習科学の研究のため大学院に進学、21年に修士課程を修了。また2020年1月、YouTubeにて『ビリギャルチャンネル』を開設。学生・先生・親、すべての人に送るエンタメ教育番組を配信中。2022年秋から米国コロンビア大学教育大学院の認知科学プログラムに留学中。

※本書は『キラッキラの君になるために ビリギャル真実の物語』(マガジンハウス刊)を再編集し、米国大学院に合格するまでの過程を大幅に加筆したものです。一部、note掲載文を修正・加筆して掲載しています。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ビリギャル本人さやかさんが、米国コロンビア大学教育大学院に入学するまでが書かれている。
前半は、「キラッキラの君になるために」で書かれていたことで、後半に米国に入学するまでが書かれている。
日本は和を大切にする。でも、だからこそ、挑戦をせず、失敗を恐れる。
今、私たちが持つべき力は、生きたいように生きる力だ。ただシンプルに、自分の人生を、生きたいように生きようぜっていうこと。生きていいんだよってこと。

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2024年11月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今の さやかさん があるのは、

慶應?イケメン多そう!行ってみたい! という単純だけど強い目的意思と
私はやればできる、という自己効力感の高さ

母あーちゃんの、あなたなら出来ると、心の底から自分を信じてくれている強い信頼

坪田先生の的確なコーチングスキル
勉強を教える(teaching)ではなく さやかさんの能力を引き出しすcoaching

この3つがあったからと。

さやかさんの講演を聞いて、「私も頑張ります」と言ってくれた生徒が家に帰ると親から「お前には無理だ」と言われる。

目標に向かって努力することは大きな成長に繋がる、たとえ失敗してもそれは無駄にならない価値があるものなのに。
子どもの人生を根拠もなく否定して一体何の得があるのか。

今のさやかさんの目標は
子どもの周りにいる大人を変えるためにコロンビア大学で教育について学んでるそう。

学生、子供をもつ親、指導者、それぞれに学びのある本。

親としては、頭では子供を信用しているつもり、でも心の底からそう思えてるかな?

本書では何度も母親からの信頼に助けられた話が出てくる。自分を認めてくれる人の存在が、いかに大きいのか。自分もその1人で有りたいし、沢山の認めてくれる大人に囲まれて、子ども達が成長できる世界になって欲しい。

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2024年07月21日

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