あらすじ
巨大化学企業を退職した若い男が、過去に愛した女性の甘い追憶と暗い呪詛を交えて語る現代社会への深い絶望。白い錠剤を前に語られる新たな予言の書。世界で大きな反響を呼んだベストセラー。
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Posted by ブクログ
ウェルベック2冊目。この作家の文章は勢いがあってスルスルと読める。すぐそこにある社会の問題が小説の中にリアリティを持って感じられる。デカダンス、農家の問題、家族、孤独、鬱、ペドフェリア…
Posted by ブクログ
ウェルベック3冊目。
毎度暗い話が多いけど、今回も暗い。
それなりの学校に行って、それなりに仕事して、恋愛して…
としてきたけど、充実感が得られない、ずっと頽廃的な雰囲気が漂う。
Posted by ブクログ
はじめてのウエルベック、衝撃的。
日本人女性、モンサント、フランスの農業など気になるキーワードに惹かれて読み始めたが、
賢いのにずるくて、流されやすくてまったく共感できないはずの主人公の思考に取り込まれた。
不思議な読後感。
Posted by ブクログ
22.9.30〜11.11
夜中にテレビを無音でつけると落ち着いて〜って描写、鬱の時から個人的な習慣化してたから、ここまで人間の行動とか心理は似るものなのかと愕然とさせられた。どうしようもなくウエルベックの作品に共鳴する部分が自分の中にあるなあと、読みながら何度も思った。