【感想・ネタバレ】それでも医者になりたい君たちへ 名医が少ないいまこそチャンス!のレビュー

あらすじ

今年(2004年)から国立大学が法人化され、また国家試験合格後、2年の研修が必修化され、研修医でも、それなりの給料がもらえるようになった。かつて君臨していた医局も解体の方向に向かい、医者の世界も急速に変わりつつある。しかし、「憧れの職業」であった医者も、収入の面でビジネス・エリートたちに水をあけられるようになってきており、必ずしも「リッチな職業」ではない。財政が厳しくなるなか、日本の場合は、患者が自腹を切る分が少なく、保険や税金で賄われる部分が大きいので、全体の医療費を切り詰める方向になることに加え、毎年7,000人以上が新たに医者になるので、パイは減少する方向だ。ただし、「発想を変えればリッチになる方法は、じつはないわけではない」と著者はいう。その具体的な中身、つまり、これからどのような医療ニーズがあるかなどについては、本書を読んでいただきたい。好評既刊『医者をめざす君たちへ』の続編。

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Posted by ブクログ

電子書籍で読ませていただいた。
現役東大理III入学の著者はすでに、受験の神のように知られている。
精神科医として、評論家としても一流であり、多くの著書で持論を述べている。その1冊。医師へなった後の職場環境についてしっかり書いてある、医師を目指す高校生は必読。

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2011年08月08日

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