あらすじ
あなたが最近「本気」になったのはいつですか? 「ひとりひとりの本気がこの世界を熱くする」――2000年にこの言葉を胸に起業し、いまや、年間1000社を超える企業変革をサポートする企業にまで急成長したリンクアンドモチベーション。「モチベーションエンジニアリング」を基幹技術に気鋭のコンサルタントとして活躍する著者が、自らの成長の軌跡を振り返りながら、すべてのビジネスパーソンに向け「働き方」と「生き方」を説く。「本気」――大人になるにつれて多くの方々は忘れてしまいがちになり、「どうせ……」とか「しょせん……」と熱い思いに蓋をしてしまう。やがて、先が見えないからと、自ら動くことをやめてしまう。でもそれは逆で、本気で取り組むからこそ先は見えてくる! 本書は、あなたの仕事・組織・人生に新たな視点を提示する。
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Posted by ブクログ
リンモチ小笹さんの半生を記したような本。
・「いかに優秀な学生を探すか」はマーケティング理論に学び、「いかに優秀な人材を説得するか」は心理学から学ぶ
・採用担当の使命は「会社の十年後を支えるために、人材市場での競争に勝つこと」
・学力以上に大切なのはヒューマンスキル。調べればわかることが増えてるから。ヒューマンスキルとは、他者と「新たな関係を構築する能力」「良好な関係を維持する能力」「関係を発展させていく能力」
・出世に与える影響。「コネ入社vs正規入社」大学、学部、部活、入社試験の結果…は有意な影響がない。
「社会に出て最初に仕える上司」が最も強い影響因子だった
・組織に生じる問題は「人」「部門」に存在するのではなく、それらの「間」に存在する
・「起こったこと」だけでなく「起こらなかったこと」にも注目する。予防できたことも価値。
・人生は、どれだけ濃い時間を味わうかが大切である
・変革を定着させるには、「新しい言葉を創り、企業内に流通させること」が大切
・「はたらくとは、理想の自分創りである」