あらすじ
Mac、iPod、iphone、そしてiPad……世の中を驚かせ続けるカリスマ経営者、アップル創業者スティーブ・ジョブズ。ウィンドウズを中心に、ワード、エクセルなどでソフトウエア業界を席巻、マイクロソフト「帝国」を作り上げたビル・ゲイツ。一見対照的ながら、どちらも強烈な個性で時代を引っ張ってきた二人の経営者。この四半世紀において、彼らが最も優れた二大経営者であることに、異論を唱える人はいないだろう。本書は、そんな最強CEOである彼らを、12の能力から読み解き、比較するもの。その壮絶なる仕事ぶりから経営者としての判断力、部下や外部とのコミュニケーション能力、そしてライバル撃退力までエピソード満載で説く。最強の経営者は果たしてどっちだ!?
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Posted by ブクログ
払ってもいい金額:1100円
本書中に出てくるエピソードがけっこう生々しくて、ほんとに全部本当なのか!?とちょっと思っていますが。
ビジネスとしてMicrosoftやAppleの関わっている人には有益だったかも。
なぜ過去形かというと、ジョブズは逝去し、ゲイツは会長職に退いているから。
ジョブズは完璧な製品を世に送り出し、
ゲイツは開発途上でもタイミングを重視して製品を世に送り出す
的なところがちょっと印象的だった。
WindowsとかOffice製品とかバグばっかりなのは、やはりそういう思想だったんだって再認識。
最近のApple製品はよくわからないが、Macは完璧な製品だったかどうかはちょっと微妙だなぁ。
「ジョブズの手法が他と違うのは、最も重要な決定とは、なにをするかではなく、なにをしないかを決めることだと信じていた点だ」(P117)
「機能を切り捨てて製品を作る」というところは、確かにそうだな、でその部分がけっこう不便だったりするんだよな、俺的には、って感じでした(苦笑)
Posted by ブクログ
少し前に「バトル オブ シリコンバレー」というDVDを見たが、その影響でもっと2人のことが知りたくなり手にとって見た。
同い年ではあるが境遇も性格(経営)も全く異なる2人を、時代を追いながら様々なエピソードが語られている。12の項目で対決させている中で、ここまでITが普及した一端の裏側が伺える。
本の内容は読みやすく、1日で読めるだろう。
2人がどのような人物(性格)で、どちらに軍配が上がるかは各自確かめてほしい。
Posted by ブクログ
ジョブズか、ゲイツか・・・!
数々の伝説、人柄、生い立ちまでも分析し、勝敗をつけてみた本。
堅苦しい感じではなく、筆者の言葉や例えが読みやすい。
マネジメントや交渉術、その商品のイメージをどう伝えるかっていうマーケティングに関しても考えさせられる内容。
現に、Windowsからmac、ipod、iphoneとAppleユーザーとなった私は、この本によってさらにAppleが好きになりました。
「ジョブズもアップルの製品なのである。ー本文より」