【感想・ネタバレ】宿無し弘文 スティーブ・ジョブズの禅僧のレビュー

あらすじ

「スティーブは、十日に一度は真夜中までうちにいたわ」と元妻は語った。スティーブ・ジョブズ「生涯の師」で、iPhoneやiPodなどの革新的製品の設計思想にヒントを与えた日本人僧侶・乙川弘文。「日本曹洞宗の明日を担う」とまで期待された彼は、なぜ故郷を捨て、アメリカに渡ったのか? 「あんなに優れた禅僧はいない」と激賞する人がいる一方、「女にだらしない、酒浸りの男だった」と批判する人もいる。そして、スイス山奥での突然の死。“禅道無宿”、自ら願って地獄に堕ちた彼は高僧か? 破戒僧か? 関係者の証言から不可解なその死の謎に迫る渾身のノンフィクション。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

著者が弘文さんと向き合い続け、丹念に取材と思索を巡らせた年月に脱帽。
常にワクワクしながら読み進めることができました。

0
2024年11月07日

Posted by ブクログ

副題のジョブズの禅僧がなければ読まないな
ジョブズへの禅の影響の与え方と弘文の禅僧としての特徴を解き明かす二本の糸の絡みが面白い
最後の一文もグッドだ
弘文が禅僧ゆえに、一休さんや良寛さんと比較されたが、親鸞、蓮如に近く感じた

0
2025年03月17日

「ノンフィクション」ランキング