あらすじ
エリーは自分とは正反対の美しい妹が女優として成功するよう応援していた。家を売って父とシェアハウスで暮らし、さらに借金まで背負いつつも…。そんなある日、バイトで公園に行くとひとりぼっちの小さな男の子が。迷子? エリーが声をかけると保護者のルカが現れた。大企業CEOの彼は威圧的に「気にかけてくれてありがとう。御礼だ」と口止め料の小切手を渡してきた。あり得ない金額を拒否して、逃げるように去ったエリーだったが翌日、ルカが現れ…!?
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荻丸先生買いです。
正直言って荻丸先生の絵は個人的には大好き!とは言い難いです。そこまで美男美女には感じないので…(本当にごめんなさい💦)。
でも何故か買いまくってしまってますね。
読みたくなるのです。
今回も買って良かったですよ。
大団円のハッピーエンド。
タイトル通りで、ヒロインはお世辞にも美人とは言えない、地味で仕事も小学校の先生で公私共に派手さがない。
それに引き替え妹は姉妹とは思えないくらい似てない、ブロンドナイスバディの女優。
そしてヒロインが街で出会ったのが大富豪のイケメンヒーロー。
彼の亡くなった従兄弟の忘れ形見の幼いジェイクを引き取って面倒を見ていたヒーローは、突然に幼子の保護者となったので接し方が分からずジェイクはひとりで家を抜け出てヒロインと出会ったのがキッカケでヒーローとヒーロー、そしてジェイクの3人がしばらく共同生活を始めるといった内容。
普通のこういった、妹が美人で女優みたいな物語だと、家族も可愛い妹だけを可愛がってて不美人な姉を冷遇しててまるでシンデレラみたいな家族なんだけど、今回のは珍しくヒロインの親は普通かな?。多少、可愛い妹を甘やかしてる部分はあるけど、そこまで酷くなかった。
とにかくジェイクが可愛くてヒロインとも仲良しだったので「早く3人が家族になって!」と祈りながら読めました。
読後はハッピーでした。
これぞハッピーエンディング!
作者買いですが、今回も読ませてくれるお話でした。悪女かと思っていた妹もいい子で、結局、悪い人は一人もいなかったし、最後みんながそれぞれハッピーになれた。読後感がとてもよくて大満足です。