【感想・ネタバレ】継体天皇―分断された王朝―(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

謎に包まれた大王・継体天皇。応神天皇の五世の孫(五世代目の孫)とした日本書紀は真実を語っているのか。ヤマトから遠く離れた越(福井県)から継体が連れて来られたのは何故なのか。二十年間、ヤマトに入らずに淀川周辺を彷徨っていた理由は。そして、本当に王朝交替はあったのか? 大胆な考証で古代史最大の謎・継体天皇の正体を明らかにし、分断された王朝の謎に迫る刺激的書下ろし論考。

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Posted by ブクログ

■継体天皇とは、今の天皇から遡れる、実在が確認できる一番古い天皇。
■日本書紀・古事記にも登場するが、謎の多い人物でもある。
■著者なりの考えをはっきりと主張しているように感じるが、結局王朝交代があったのか、本当に応神五世の孫なのか、なぜ「関東」の大王を呼ばなければならなかったのか、肝心なところがボヤけてよく理解できなかった。でも、日本の古代にはロマンがあって面白い。

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2023年10月09日

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