あらすじ
■「ママはテキトーな方がいい」は科学的に証明されている!
こんにちは。心理学博士の山本ユキコです。
私は10年間で4000人のママが受講してくれた
子育て教室を主宰しています。
私自身も、1人目の子どもを育てる時、
「子育てもがんばらなきゃいけない」と
努力しましたが、ぜんぜんうまくいきませんでした。
何とかラクになれる方法はないかと、
子育ての本を読んだり、
発達や遺伝の研究や育児に関するデータを見たりしました。
すると学問の世界では
「子育て中の母親は怒って当たり前」
「完璧は目指さずにがんばらない方がむしろよい」
そんなことが言われていたのです。
■早期英才教育は意味がない!
子どもが伸びるのは「がんばらない子育て」
日本は子育てがしにくいとよく言われます。
いくつか原因があり、
本書でもそれらに触れていますが、
なかでも「母親はこうあるべきという理想が高い」
ことが大きな理由ではないかなと思います。
しかし、そんな根拠のない理想の母親に向かって
がんばらなくてもいいことをこの本で解説しました。
忙しいママでもサクサク読めるように、
わかりやすくマンガにもしています。
どんな早期英才教育よりも子どもの可能性を伸ばし、
ママも子どももすこやかで、幸せになる
「がんばらない子育て」を始めてください。
この本が、母親が幸せでいることに
向き合うきっかけになったら、とてもうれしいです。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「子育て いやだ」「子育て つらい」「ママ やめたい」
そんな言葉を検索するよりこの本を読んだほうが回答が書いてある気がする
上記の言葉は私が息子が誕生した5年前から今までに何回も検索した言葉です。
ネットにはたくさんの回答があるのに、どれも「これだ!」ってのに出会わない。だからまた探す・・その間もずーっとしんどい。
「辛くても口角だけはあげる」「週1回はカフェに行く」どれもやったけど効果なし
児童館にいる他のママはニコニコおしゃれで子供への愛情にあふれてて、、、「どうして自分だけこんな気持ちなのか??」
この本は私が経験した苦しみについて書いてある初めての本でした。
正直、育児本は読み手の価値観があるので共感できるかは人それぞれ。
でも、私にとっては、書いてあること全てに共感でき、
「もっと休憩すればよかった」
「制限しなくてよかった」
「『ほんのり幸せ』を目指せばよかった」
「がんばらなくてよかった」って思いました。
もし、出産してからイライラすることが多発してて、「もとの自分ってどんなんだっけ?」と悩んでいる方がいたらこの本にも書いてありますが、
「がんばりすぎ」のサインです。
そんな方はこの本を読んで「がんばらない子育て」について学ぶことをおすすめします。ママが楽になるだけじゃなくて、家族や子供にもいい影響があると思いますよ。
確かに、他の方のレビューにあるとおり、
タイトルの、「なぜ子どもが伸びるか」が本文で明言されていません。
しかし、「はじめに」に『どんな英才教育よりも子供の可能性を伸ばし、(中略)がんばらない子育てを始めてください』とあることから、英才教育よりもがんばらない子育てのほうが子供の可能性を伸ばすためには必要なのはわかりました。
これは子供の可能性はなるようにしかならない。だから、ママが笑顔でいられる方法で子育てして大丈夫だよというメッセージと感じました。
本の構成は主に親しみやすい絵柄の漫画なのでサクっと読めます
Posted by ブクログ
産後の今、ぴったりの時期に読めたので、気持ちがふっと軽くなった。
イライラが爆発しないように、普段からほんのり幸せな状態でいること、そのために自分の機嫌を取れるようなほっと一息する時間を意識的に取ること等、すぐに実践できそうな内容だった。
漫画もあって読みやすく、内容も十分満足できるものだったので、同じ著者の本を他にも読みたくなった。
Posted by ブクログ
産後のイライラを経験する前に読めてよかった。
以下キーワード
・子育ては子供の変化をとらえて対応できるなら誰でもいい
・知能も性格も個性を持って生まれてくる→早期英才教育は不要
・怒りを感じた時は×人格否定○私を主語に自分の気持ちを伝える
・イライラしないためには、通常状態をほんのり幸せな気持ちにあげておくこと→少しイラッとしても耐えられる
・まずは大人から適度な睡眠、食、清潔、愛。子供もそれで十分
・無条件の愛を1日数回伝える
Posted by ブクログ
育児で思いつめがちだった頃に本屋さんで見かけて読んだ本。
育児に限らずストレスを感じるとは何が原因でどういう状態なのか、トゲトゲせずにまわりにヘルプを求めるにはどうすればよいのか、またそもそもストレスを溜めないためにはどうすればよいかが平易な言葉でわかりやすく説かれていてよかった。