あらすじ
■ネットもリアルも関係なく自由に働けるノウハウとは!?
伊勢隆一郎という男を知っていますか?
彼は現在、1年に2、3回の仕事をして、
残りは自由に海外のリゾート地や国内の温泉に入りながら、
仲間と次の仕事の話をして過ごす。
それでも毎日、銀行口座は10万円単位で増え続ける……。
そんな「お金にも時間にも場所にも」縛られない
自由な働き方実現しています。
お金を稼ぎまくる
「流行りのノマド、ネットビジネスの成金じゃないの?」
と思うかもしれません。
しかし、彼は普通すぎるほど普通の人物。
そんな彼が数年で
12時間で5億円を稼いだのは、たしかにネットビジネス。
ではありますが、
この本は、ネットもリアルも関係ない
あなたが自由に働くことができるノウハウを紹介します。
■たとえば、あなたが「夜も眠れないほどの悩みを抱えていて、
それを解消してくれるなら、いくらお金を払うでしょうか?」
そんな「悩み=心の感情」を理解してあげることができれば、
お客様は喜んで“あなた”にお金を払うのです。
この本では、そうした禁断のノウハウを伝授します。
■目次
はじめに
第1章 誰だってお金を稼ぎたいし、現状から抜け出したい!
第2章 どこにでもいる平凡な私でも一瞬で5億円を稼げた
第3章 あなたが自由に働くために必要なマインド
第4章 あなたが自由な働き方を手に入れるために必要なメソッド
第5章 あなたもお金と時間と場所に縛られない働き方ができる
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
伊勢隆一郎著「お金と時間と場所に縛られず僕らは自由に働くことができる」フォレスト出版(2013)
*自分の現状を変えたいという気持ちは、多くの人たちがもっています。朝起きた瞬間からなんとなく気持ちが落ち込んで憂鬱な気分になる人の方が朝起きた瞬間からやる気満々の人よりもはるかに多いとおもいます。気分がのらないけれど、仕事に行かなくてはならないから支度をして家を出る。そして、満員電車の混雑にイライラしながら自分を殺して会社に向かう。ふとそんな瞬間に自分の人生はこれでいいのだろうか?という疑問が頭をよぎることもあるかと思います。
*今やらなくても困らないけれど、将来の自分のためにやるべきことは何か?いますぐに自分にといかけてみることは大切です。
*行動でいない人にパターンとしてもう一つ最近増えていたのは、副業や企業への道を探るうちに、候補がいっぱい出てきてしまってたくさんの選択肢を目の前にして選べなくなってしまい結局、どれも踏み出せないまま足踏みしてしまう、というケースです。情報に飲み込まれやりたいことが定まらず、これしかない、というものに絞り込めていないのです。元日本代表のサッカー選手がこんなことを言っていました。「ゴールキーパーと1対1になると、観戦しているひとたちはすごく簡単にゴールを決められるシーンに見えると思います。でもやっている選手としては、本当に絶好のチャンスというのは選択肢がありすぎて一瞬迷ってしまうのです。そしてその迷いの結果、つまらないミスをしてゴールを奪えないことがあります。逆に難しい場面でのシュートの方が選択肢が他にないので、迷いなく自分の持っているすべての力を出すことができます。難しい場面でのシュートのほうがそういう意味では簡単なんです」。選択肢が多いというのは一見良いことのように見えますがある側面では結果を出すために必要な集中力を奪ってしまうこともあるようです。
*ビジネスで成功する方法はシンプルです。あなたのお客様が欲しいというものを提案すれば良い、というただそれだけです。ですからお客様に聞いてみてください。どんな商品が欲しいですか?そしてお客様の欲しいものがその通り出せれば成功は簡単です。
*では、お客様に何を聞けば良いのか?(1)悩みと不安、(2)恐怖、(3)目標、(4)手に入れたいライフスタイル。基本的に人がものを買う動機はこの4つしかありません。常にこの4つに限られるわけですからお客様にどんな夢があり、どんな悩みがあるのかを尋ねるわけです。
*より重要なのが悩みと不安、それから恐怖です。一方で、そのままダイレクトに、悩みはなに?などと聞いてもまともには答えてくれません。そこで意見ではなく、感情を聞きます。「どんな気持ちでしたか?」「どんな感情がわきましたか?」といった質問を重ねる形です。とくに「夜寝る前にふと考えちゃうことってありますか?」という質問をよく使います。
*当たり前ですが人に求められていなければビジネスは成り立ちません。3つの条件がぴたりと合うことが重要です。(1)自分が何よりも好きな事、(2)自分が誰よりも得意なこと、(3)かつ人に必要とされること。
*ゼロからビジネスをスタートさせるときはまず、上の3つの条件を満たしていることが重要です。一方で、もう少し踏み込んだん話しをすれば、7つの項目をチェックしてみることになります。ヒット商品になるものは、これらの要因が入っている場合が多いためです。(1)コンプレックスに関わること、(2)ブームに乗っていること、(3)お客様がお金を持っている層であること、(4)やりたいことができない、ある要因をとりのぞいたもの(つまり、お金、スキル、時間、環境などで例えば子供がいるお母さんであれば旅行に行きたいけれど子供を預けられない環境であったり、時間であったり)、(5)緊急性が高い問題を解決したもの、(6)他に提供している人がいないもの、(7)いままでより時間を短くしたもの、
*お客様に対して全責任を負う覚悟がお客様の背中を押す。(1)期間を限定、も重要です。一方で(2)強いオファーを提供する、とくに具体的な約束が重要。強い責任感と使命感を持って約束する人になることが成功の第一歩。
*ビジネスの心理は相手の立場に立って考えること。一方でこれは学校でも教えてくれることがありません。しかし、ちょっとした訓練法で相手を理解できます。そして究極の理解を得ることが大切です、まずは、感情のボキャブラリーをより多く持つ。映画の登場人物の感情を推測する。さまざまな気持ちのバリエーションで手紙を書く。(感謝の手紙をかく、相手の気持ちをそのまま手紙みに書く、2つの手紙と読み比べ、手紙を相手に渡して反応の違いをみる)、自分への手紙を書く。
Posted by ブクログ
表紙とタイトルからして惹かれるものがあり、半信半疑どころかほぼ疑いを持って読み始めたが、その期待を見事裏切ってくれた。
途中付箋などもつけながら、また繰り返し読みたいと思う考え方が多く登場した。
単なるビジネスの話で終了せず、人間の本質にせまった一冊。ぜひおすすめです。
Posted by ブクログ
筆者が提唱する
他者に対しての理解力を上げる方法が
具体的なステップ別で解説されていて好感触。
特筆すべきは「分かりやすさ」じゃないでしょうか。
起業を志す方や
ちょっと仕事に疲れた方にオススメしたい本です。
読み終えた後、心が元気になれますよ。
Posted by ブクログ
ビジネス(起業)ネタではなく、ビジネスにおいて一番重要なことが何か?をまとめた本でした。
著者が実践していることだし、自分でも共感する経験があったので、とても納得した。
大切にしている人が思ったより多くない気がするけど。。。~_~;
Posted by ブクログ
「理解」の大切さについては、いろいろな本で語られているが、
伊勢さんのような1対多のメルマガを使ってマーケティングされている方にとっても最重要なスキルである、ということに大切な気付きが得られた。
Posted by ブクログ
P:229 推定文字数:113126(13行×38字×P) 抜き書き:867字 感想:177字 付箋数:3
(対ページ付箋:1.31%、対文字抜き書き:0.76%、対抜き書き感想:20.4%)
・お客様は必ずしも、「すごく価値のあるものを求めているわけではない」ということです。世界中でこの商品だけとか、史上最強とか、究極の奥義である必要は必ずしもありません。私はよく、「お客様の半歩先でいい」ということを伝えています。
>>/> 90日でジャンプ力を15cm伸ばすトレーニング方法とか、実例が面白い。
・「お客様のことを理解する」(入社半年でトップ営業の倍近く売り上げた伝説の呉服販売員岸本さんの話)
大きな呉服展示販売会で1人のおじいさんが、あちこちのブースを除いては、いちいち声を荒げて怒り、壁をどんどん叩いてみたり、そこら辺にあるものを投げつけてみたり、とても乱暴なふるまいをしていました。
…ふと、おじいさんの言動から、奥さんに先立たれて独り暮らしをしているということが何となく推測できたのです。
すると彼女は、何を思ったのか、その迷惑なおじいさんに、自分から近づいていって、こう声をかけたのです。
「おじいさん、独り暮らしなので。家に毎日独りって、寂しいですよね」
すると、いままで暴れていたおじいさんの動きがピタリと止まりました。岸本さんのことを不思議そうに眺めながら、怒りもせず黙って見ていたそうです。
…その言葉に、それまで暴れていたおじいさんが突然、人目もはばからずその場で号泣し始めたのです。
そして、泣きながら、
「ああ、そう。いつも独りぼっちなんだ。そうだ、俺は寂しかったのかもしれない。こんなふうにばれてしまって、申し訳ない、はずかしいです」と言ったそうです。
つまり、おじいさん自身も、自分がなぜそんなにイライラしているのかわかっていなかったのです。おじいさんはひと通り泣いたあと、岸本さんにたくさんの感謝の言葉を言って、「実は孫にプレゼントする着物を買いに来たんだ。ぜひ、あなたから買いたい」と、たくさんの着物を買って行かれたそうです。
>>/> この、当人も気付いていない事が通じる、というのはすごい。
・私自身、いまでも日々のなかで、相手の言葉の裏にあるものを見ようという気持ちでいつも接しています。友達からつき合いで行くクラブやキャバクラのお姉さんまで、とにかく人と話しているとき、「この人は、口ではこう言っているけど、本当はどうなんだろう」と考えながら聞いています。
>>/> 著者が提案しているメソッド(①感謝の気持ちを手紙に書く→②相手の気持ちを(想像してこんなことを思っているのではないかと)手紙に書く→多分自分が考えているのと違って、②の方が相手に響く)は、実践的だと思う。書くときっと本当に違う。
Posted by ブクログ
さまざまな成功者と言われる人々が言っているようなことを書いてあるが、今の時代背景に即した内容に噛み砕いてあって分かりやすく、読みやすかった。
著者が言う「究極の理解」も目新しいものではないが、それを身につけるための提案をしているのは面白いと思った。