【感想・ネタバレ】絶筆のレビュー

あらすじ

2022年2月1日に死去した石原慎太郎氏。その最後の文学的結晶――

限りなくピュアな初恋の記憶を描いた「遠い夢」、死後公開された「死への道程」など、単行本未収録のまま残された作品を収録。
「太陽の季節」から67年、まさに「白鳥の歌」と呼べる一冊。

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Posted by ブクログ

政治家としての石原慎太郎は好きではなかったが、作家としての彼は、なかなかのストーリーテラーだ。短編だけど、全て読みごたえがあった。
傲慢さのかけらもなく、文章はみずみずしい。
不思議な印象。
死に近付く心の有り様は、死は完璧な所有ということ。
死、そんなものなどありはしない。ただこの俺だけが死んでいくのだ
アンドレマルロー 王道の主人公ベルゲンの言葉

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2023年02月27日

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